元代表逮捕
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/05/13 23:59 UTC 版)
「アニマルライツセンター」の記事における「元代表逮捕」の解説
2003年に順天堂大学に侵入し実験用の犬1匹を盗んだとして、窃盗と建造物侵入の疑いで、SHAC の女性活動家で英国籍のドーン・ハースト、アニマルライツセンター元代表理事の川口進ほか、他の日本人1名の3名が逮捕された。警視庁の調べでは、ハースト容疑者は2002年4月20日、順天堂大学医学部の施設に侵入し、心臓病の研究に使われていた実験用の犬1匹を盗んだ疑いによる。イギリス人への裁判は以下のような裁判官の考えで懲役3年となった。 研究者が真摯に研究を続けている大学に、独善的な考えで動物実験反対を唱え侵入したことは建造物不法侵入である。 アニマルライツセンターは、犬が盗まれた物とは知らずに保護した、イギリス人は友人として宿泊を世話しただけで違法行為は知らなかったと主張した。その後、日本人の容疑者は幇助したとして懲役1年となった(川口進は裁判前に病気で死亡した)。当時犬はすでに里親に出ており、家庭の中で寿命を全うしたという。 また、12月25日、内閣府は、代表理事が実験動物を盗んだ容疑で逮捕され、市民から活動内容を懸念する情報が寄せられたアニマルライツセンターに対し、2004年1月30日までに市民に向けての事情説明を行い、その説明内容を書面で内閣府に提出するよう要請した。
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