個人情報漏洩事件
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東京都千代田区紀尾井町に建設が予定されている参議院の新たな議員宿舎「新清水谷議員宿舎(仮称)」に関し、参議院事務局から建設賛成派の地元町会幹部に対し、建設反対派の個人情報リストが(当該個々人の同意なく)無断提供されていたことが2007年7月に発覚、報道された。報道の前月(6月)、同事務局は外部からの指摘を受け同リストを回収していた。個人情報保護関連の法律では三権のうち行政機関は規制対象となっているが国会・裁判所は対象外となっている(裁判所は内規レベルで規制をしているが、国会にはそれすらない)ため、同リストの提供はいわば法の盲点を突いた形となり具体的な法令違反には当たらない(問えない)とされるが、個人情報の保護に関する法律第4条には「国」の施策の責務が規定されておりこの趣旨に抵触するとの指摘もある。報道に対し同事務局は、担当者を処分する旨を表明したが、一方で個人情報保護の規制を議院事務局にもかけるための法的整備は検討段階にすらないと言われており、国の機関としての情報管理の甘さが問題視されている。
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個人情報漏洩事件
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「TIME OVER」の記事における「個人情報漏洩事件」の解説
単独提供していたP&Gが、2003年7月12日放送分のインフォマーシャルクイズに参加した視聴者10868人の個人情報が記載されたデータCD-ROMを、外部流出させたことが2004年6月に発覚した。このCD-ROMには、当選者決定の抽選と当選した視聴者に対する賞品発送のために必要な住所・氏名・電話番号、クイズの回答などが記録されていた。後日P&Gは「個人情報の管理義務の徹底が不充分だった」として、応募者全員に手紙文章で謝罪を行った。そしてCD-ROMも、BS-iによって無事に回収された。
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