保存と発展
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昭和57年(1982年)、国土庁の「水緑都市モデル地区整備事業」に指定され、堀の石垣が復元され、堀沿いに遊歩道・親水広場が作られた。昭和63年(1988年)、「八幡堀を守る会」が結成され、会員による除草作業が行なわれるようになった。平成4年(1992年)、旧市街地を流れる八幡堀両岸と「新町通り」「永原町通り」「日牟禮八幡宮境内地」を含んだ一帯13.1ヘクタールが「近江八幡市八幡伝統的建造物群保存地区」の名称で国の重要伝統的建造物群保存地区として選定された。2005年に文化財保護法が改正され、重要文化的景観の保護制度導入の第1号に選ばれた(近江八幡の水郷)。同時に市は「近江八幡市風景づくり条例」を施行し、全国初の景観法に基づく景観計画「水郷風景計画」を立ち上げた。2006年には、八幡掘・長命寺川・西の湖一帯が全国で初めて重要文化的景観に選定された。 『暴れん坊将軍』『鬼平犯科帳』『剣客商売』『御家人斬九郎』『るろうに剣心』など、水運が発達し、船での移動が盛んに行われた江戸を舞台とした時代劇のロケ地になっている。
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