供用開始までの経緯
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2017/01/25 05:44 UTC 版)
「浜北市最終処分場」の記事における「供用開始までの経緯」の解説
浜北市は、平成8年で最終処分場が満杯になることを受け、平成3年より新たな最終処分場の建設計画を進め、平成5年に候補地を灰木地区に決定した。平成10年3月30日に、建設計画地である灰木町より同意を受けた。平成12年3月に、浜北市と建設地元の灰木町内会が環境保全協定を締結後に建設計画を開始した。また、浜北市は隣接する浜松市との間で、最終処分場の管理運営や維持管理に関する覚書を結んだ。この内容は、最終処分場の適切な管理を行うこと、万が一の事故時には直ちに下流域に連絡をすること等である。 静岡県は、平成12年9月12日付で、届け出のあった浜北市一般廃棄物処理施設設置に関して、7人の学識経験者から構成される、静岡県廃棄物処理施設生活環境影響評価専門委員会による審査を行った。審査の結果、廃棄物の処理及び清掃に関する法律第8条2項第1号に規定する技術上の基準に適合が認められ、静岡県より適合通知を受け最終処分場の建設を着工をした。平成13年6月13日に、最終処分場建設に反対する会(市民グループ)から最終処分場の建設工事続行・操業禁止仮処分命令の申し立てを受ける。その後、平成14年3月29日に静岡地方裁判所浜松支部から申し立ては却下され、平成14年4月に最終処分場は完成し供用を開始した。浜北市最終処分場は用地選定から計画・建設までに、11年近い年月を要した。
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