佐川茂とは? わかりやすく解説

須知徳平

(佐川茂 から転送)

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2025/06/09 15:27 UTC 版)

須知 徳平
(すち とくへい)
誕生 1921年7月28日
岩手県
死没 (2009-03-17) 2009年3月17日(87歳没)
職業 小説家児童文学作家
国籍 日本
最終学歴 國學院大學
主な受賞歴 第3回講談社児童文学作品
第1回吉川英治賞
ウィキポータル 文学
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須知 徳平(すち とくへい、本名:須知 茂(すち しげる)、1921年7月28日 - 2009年3月17日)は、日本小説家児童文学作家

人物

岩手県出身。國學院大學専門部卒業。軍隊から復員後、岩手県や北海道で中学、高校の教師をしたのち上京する。

1962年、『ミルナの座敷』で講談社児童文学作品受賞(当時は佐川茂名義)、同作品はNHKのNHK少年ドラマシリーズ(1972年4月1日 - 4月29日放送)にもなった。

ほかには小林旭の監督で映画化された『春来る鬼』で、1963年毎日新聞社主催の第一回吉川英治賞を受賞(現在の吉川英治文学賞とは別)。のち盛岡大学教授も務めた。

初期は怪奇小説を得意としたが、のちに偉人伝などを書くようになった。

2009年3月17日、心不全の為、逝去。87歳没。

著書

  • 『ミルナの座敷』(講談社) 1962、のち青い鳥文庫
  • 春来る鬼』(毎日新聞社) 1963、のち講談社文庫
  • 『アッカの斜塔』(東都書房) 1964
  • 『人形は見ていた』(東都書房) 1965
  • 『おーい先生』(秋元書房) 1966
  • 『カモシカ学級』(毎日新聞社、毎日新聞少年少女シリーズ) 1969
  • 『ゾウがいた古い日本』(千代田書房、子どものための文化財ものがたり 1) 1970
  • 『日本のこわい話』(偕成社、少年少女類別民話と伝説) 1971
  • 『日本の恐ろしい話』(偕成社、少年少女類別民話と伝説) 1972
  • インカ帝国の悲げき ほろびゆく太陽神の王国の物語』(偕成社、世界のこどもノンフィクション) 1972
  • 『日本のかっぱ話』(講談社、少年少女講談社文庫) 1973
  • リンカーン』(集英社、母と子の世界の伝記) 1973
  • 『妖怪ゆうれい物語 今昔物語ほか』(偕成社、世界の怪奇名作)1973
  • 『日本神話集』(主婦の友社、少年少女世界名作全集) 1976
  • 『ひとりぼっちのかわたろう』(小学館の創作民話シリーズ) 1976
  • 野口英世』(主婦の友社、少年少女世界伝記全集) 1977
  • 石川啄木』(集英社、母と子の世界の伝記) 1978
  • 『日本の秘境』(三省堂らいぶらりい) 1978
  • 『日本人のルーツ』(三省堂らいぶらりい) 1978
  • 宮沢賢治』(ぎょうせい、世界の伝記) 1980
  • 豊臣秀吉』(講談社の子ども伝記)1981
  • マルコ=ポーロ』(ぎょうせい、世界の伝記) 1981
  • 源頼朝』(さ・え・ら書房、少年少女伝記読みもの)1982
  • 『ながいながいひげの国』(佑学社) 1983
  • 新渡戸稲造の生涯』(熊谷印刷出版部) 1983
  • 福沢諭吉』(小学館、世界の伝記) 1983
  • 『新渡戸稲造と武士道』(青磁社) 1984
  • ユーカラ物語』(ぎょうせい、世界ノンフィクション全集) 1984
  • 『もとめよ、さらばあたえられん 宗教家・思想家』(ポプラ社、きみたちにおくる名言集) 1988
  • 『北を守る馬』(青磁社) 1989
  • 『昨日、森影で』(ツーワンライフ) 2006

共著

翻訳

脚注


関連項目


佐川茂

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約束の海」の記事における「佐川茂」の解説

副長三佐)。36歳商船大学経て海上自衛隊幹部候補生学校卒業

※この「佐川茂」の解説は、「約束の海」の解説の一部です。
「佐川茂」を含む「約束の海」の記事については、「約束の海」の概要を参照ください。

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