住居表示と町名保存とは? わかりやすく解説

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住居表示と町名保存

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/15 04:24 UTC 版)

新宿区」の記事における「住居表示と町名保存」の解説

周辺自治体と同様、新宿区1965年昭和40年)に住居表示の実施着手区内西側から徐々に町域統合住居表示進めた。この結果1970年代には戦後若者文化発信地とも言われていた新宿駅周辺の町名(柏木角筈淀橋など)が軒並み新宿」「西新宿」「北新宿」で統一され、古い町名頼りに昔の記憶を辿ることもままならなくなった。これを昔の情緒伝統・文化破壊受け止めた文化人や旧牛込区四谷区域の住民中心となり、古い町名を残す運動盛り上がりをみせた。 新宿区当初町域統合した上で東新宿・東早稲田といった方角町名採用して区内住居表示完全実施目指していたが、1980年代には町名保存の声に配慮し未実施地区に関しては古い町名町域出来る限り維持した上で住居表示実施していく方針転換することを区長表明した。 これにより町名存続することで決着をみたが、住居表示自体その後もあまり進んでおらず、旧牛込区四谷区域は、千代田区神田冠する町・番町麹町)と同様、住居表示未実施地区多く残して現在に至っている。住居表示実施率は2018年平成30年)現在76.01パーセントであり、新宿区政の今後の課題のひとつとなっている。なお、2002年平成14年)に市谷台町を、2003年平成15年)には霞ヶ丘町住居表示実施したことにより、実施率千代田区上回った

※この「住居表示と町名保存」の解説は、「新宿区」の解説の一部です。
「住居表示と町名保存」を含む「新宿区」の記事については、「新宿区」の概要を参照ください。

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