低迷する視聴率・半年で打ち切り
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/07/22 08:51 UTC 版)
「アゲるテレビ」の記事における「低迷する視聴率・半年で打ち切り」の解説
関東地区における初回の視聴率は2.1%(第1部)・1.9%(第2部)だった。開始1週目から一部パートまたは両パートで1%台を複数日記録する、前番組『知りたがり!』より数字が下がるなど、大きく低迷しているが、フジテレビの2013年4月度定例会見において、フジテレビ社長(当時)の豊田皓は「新しいので定着するのに少し時間がかかる」と分析している。また、低視聴率により局内外から本番組を対外的に「サゲるテレビ」と揶揄されたりしていた。 フジテレビの2013年5月度定例会見において、豊田はその現状を認め、「重点的にテコ入れをしていきたい」と明かし、同年6月10日から軽部投入などの大幅リニューアルが敢行された。 そのリニューアル前の2013年5月の月間平均視聴率は2.1%、同年6月も最高視聴率は2%台、リニューアル後の2013年6月10日から7月4日までの平均視聴率は2.3%となっているなど、テコ入れ効果は出ていない。フジテレビの2013年7月度定例会見において、フジテレビ社長(当時)の亀山千広は相変わらず苦戦している現状を認め、「一進一退。一生懸命、鉱脈を探しているところ」と語っている。 その会見時に読売テレビ制作・日本テレビ系列『情報ライブ ミヤネ屋』との違いから「フジテレビはもうワイドショーをやらないのか?」の質問も飛んだが、亀山は「情報番組としての体を採っているのは好感を持っている」とし、会見に同席したフジテレビ常務取締役編成制作局長の大多亮も「(『ミヤネ屋』と)差別化したい。全然違った視点から山を登りたい。」と補足している。 しかしながら、低迷する視聴率が上向かないことから、フジテレビは情報番組としては異例の僅か半年で打ち切りを決定した(以前に放送されていた『わかってちょーだい!』と同様となった。)。なお、同年9月30日以降、前座番組『東海テレビ制作昼の帯ドラマ』枠は終了時刻が14:00に復され、フジテレビにおける14:00 - 16:50枠は2時間ドラマや連続ドラマの再放送枠『ドラマチックα』となるが、他の系列局では同時間帯に自主編成を行うことから、14:00 - 14:58はネットワークセールス枠からローカルセールス枠に変更された(末記のそれぞれの時間枠における「次番組」の項目を参照)。
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