伝統芸能伝承館森舞台とは? わかりやすく解説

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伝統芸能伝承館森舞台

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2024/09/13 12:59 UTC 版)

伝統芸能伝承館森舞台

能舞台
施設情報
専門分野
建物設計 隈研吾
開館 1996年
所在地 987-0702
宮城県登米市登米町寺池上町42
位置 北緯38度39分34秒 東経141度16分49秒 / 北緯38.65944度 東経141.28028度 / 38.65944; 141.28028座標: 北緯38度39分34秒 東経141度16分49秒 / 北緯38.65944度 東経141.28028度 / 38.65944; 141.28028
アクセス 仙台駅西口よりバス、とよま総合支所バス停より6分
三陸沿岸道路登米ICより車で7分。
外部リンク 公式ウェブサイト
プロジェクト:GLAM
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伝統芸能伝承館森舞台(でんとうげいのうでんしょうかんもりぶたい)は、宮城県登米市登米町に所在する博物館及び舞台日本建築学会賞受賞。

概要

もと登米伊達氏鍛冶屋屋敷跡地に当地の伝統芸能である登米能、岡谷地南部神楽、とよま囃子の活動拠点として1996年平成8年)に開館。本格的な能舞台のほか、稽古場や展示室が設置されている。春には茶会にも利用される。設計建築家隈研吾1997年(平成9年)、日本建築学会から同学会賞作品賞を受賞した[1]

舞台

舞台のは地元産のヒバを用い、屋根は当地特産の天然スレート葺。舞台には腰板をつけていないため、夜になると舞台は宙に浮いているような雰囲気となる。床下には足拍子の共鳴装置としてを数個配置。また、舞台と見所の間の白洲は広い空間を設け、白玉砂利ではなく黒い砕石を敷きつめて、森の暗さとの一体化を出している。鏡板の絵は日本画家千住博の制作。正面の絵は鏡板の枠内におさまりきれない大きさで天然群青を用いて描かれている。脇(切戸口)の若竹もやはり天然群青で描かれている。

展示室

能装束、能面等をはじめ登米能に関する資料を展示している他、演能もビデオを視聴できる。グラフィックデザイナー原研哉が担当。

上演

毎年6月に新緑薪能、9月の秋祭りの宵まつりに薪能が演目を変えて上演される。

利用情報

  • 開館時間 - 午前9時~午後4時30分まで
  • 入場料金 - 一般200円、高校生150円、小・中学生100円
  • 休館日 - 12月28日から翌年1月4日

周辺施設

脚注

  1. ^ 作品”. 日本建築学会. 2019年1月26日閲覧。

外部リンク




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