伏見天皇宸翰源氏物語抜書
主名称: | 伏見天皇宸翰源氏物語抜書 |
指定番号: | 2357 |
枝番: | 00 |
指定年月日: | 1979.06.06(昭和54.06.06) |
国宝重文区分: | 重要文化財 |
部門・種別: | 書跡・典籍 |
ト書: | (料紙打曇紙金銀泥下絵) |
員数: | 1巻 |
時代区分: | 鎌倉 |
年代: | |
検索年代: | |
解説文: | 打曇紙に、金銀泥にて四季を表わす風物を描き、紙背に金銀泥蝶鳥模様を配した華麗な料紙に、源氏物語の文を散し書に書写している。奥書はないが、書風よりみて伏見天皇の宸翰と認められ、おそらく子女の手本として染筆されたものであろう。本文は源氏物語中、若菜下、若菜上、若紫、宿木、薄雲の順序に諸帖から適宜抄出し、各段ごとに散し書としたもので、若菜上と若紫、宿木には和歌を収めている。入木道の名手であった天皇の流麗な筆致を伝えた書巻として、且、斬新な図様を伝えた下絵は絵画資料としても注目される。 |
書跡・典籍: | 伏見天皇宸翰御歌集断簡 伏見天皇宸翰御詠草 伏見天皇宸翰法華経 伏見天皇宸翰源氏物語抜書 伏見天皇宸翰読漢書詩 伝屍病肝心抄并痩病治方 伝藤原佐理筆賀歌絹地切 |
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