伊吹王朝【イブキオウチョウ】(草花類)
登録番号 | 第6639号 | |
登録年月日 | 1998年 7月 17日 | |
農林水産植物の種類 | きく | |
登録品種の名称及びその読み | 伊吹王朝 よみ:イブキオウチョウ | |
品種登録の有効期限 | 15 年 | |
育成者権の消滅日 | 2003年 7月 18日 | |
品種登録者の名称 | 岩田義朗、岩田悟 | |
品種登録者の住所 | 愛知県稲沢市北麻績町郷内38番地、愛知県稲沢市北麻績町郷内38番地 | |
登録品種の育成をした者の氏名 | 岩田義朗 岩田悟 | |
登録品種の植物体の特性の概要 | ||
この品種は,「秀芳の力」に「岩の雪山」を交配して育成されたものであり,花は黄白色の大輪で,一輪仕立ての切り花向き品種である。 草型は直立性,草性は高性,開花時の草丈は高である。茎の太さは8.0㎜以上,色は淡緑,強さは強,縦じわは高,稲妻型屈曲は無,わき芽の発生程度は殆ど無,節間長は10㎜未満である。葉身長及び葉幅は50~74㎜,基部の形は平,先端部分の形は尖,一次欠刻は0.30~0.69,二次欠刻の程度は中,欠刻底部の形は丸,葉裂片縁部の重なりは平行する,表面の色は濃緑,裏面の色は緑,光沢度及び厚さは中,たく葉の有無は部分的にある,分布状態は混在,形は2深裂する,大きさは小である。つぼみの形は平,花の大きさは150~199㎜,舌状花の重ねは5列以上で満開時に露芯,舌状花数は100~199である。管状花数は100~199,分布は集中,全長は10.0㎜以上である。花弁の形は舟底弁及び管弁1,先端の形は尖る,外花弁の反り方は平,内花弁の反り方は内曲,花弁の長さは70~89㎜,幅は10.0~14.9㎜,外花弁の表面及び裏面の色は黄白(JHS カラーチャート2901),外花弁の角度は平,花の中心部の色は外弁と同色である。花たくの形は平らなドーム状,大きさは17.5~19.9,総ほうの大きさは40~49㎜,総ほう部から花頂部までの高さは60~79㎜,花首の長さは30~39㎜,季咲きの開花期は秋で,育成地(愛知県稲沢市)における自然開花期は10月中下旬である。 「岩の雪山」と比較して,管状花数が多いこと,外花弁の反り方が平であること,花たくが大きいこと等で,「東海の雪」と比較して,わき芽の発生が殆どないこと,節間長が短いこと,管状花数が多いこと,外花弁の反り方が平であること等で区別性が認められる。 | ||
登録品種の育成の経過の概要 | ||
この品種は,平成3年に出願者のほ場(愛知県稲沢市)において,「秀芳の力」に「岩の雪山」を交配して得られた実生の中から選抜,以後,増殖を行いながら特性の調査を継続し,6年にその特性が安定していることを確認して育成を完了したものである。 |
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