伊吹立洋【イブキリツヨウ】(草花類)
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登録番号 | 第6637号 |
登録年月日 | 1998年 7月 17日 | |
農林水産植物の種類 | きく | |
登録品種の名称及びその読み | 伊吹立洋 よみ:イブキリツヨウ |
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品種登録の有効期限 | 15 年 | |
育成者権の消滅日 | ||
品種登録者の名称 | 岩田義朗、岩田悟 | |
品種登録者の住所 | 愛知県稲沢市北麻績町郷内38番地、愛知県稲沢市北麻績町郷内38番地 | |
登録品種の育成をした者の氏名 | 岩田義朗 岩田悟 | |
登録品種の植物体の特性の概要 | ||
この品種は,「岩の朝」に「浅間」を交配して育成されたものであり,花は黄白色のやや大輪で,一輪仕立ての切り花向き品種である。 草型は直立性,草性は高性,開花時の草丈は高である。茎の太さは8.0㎜以上,色は緑,強さは強,縦じわはやや高,稲妻形屈曲は無,節間長は10㎜未満である。葉身長は75~99㎜,葉幅は50~74㎜,葉の基部の形は凸形,先端部分の形は尖,一次欠刻は0.30~0.69,二次欠刻の程度はやや低,欠刻底部の形は中間,裂片縁部の重なりは平行する,表面の色は濃緑,裏面の色は緑,光沢度はやや低,厚さはやや厚,たく葉の有無は全体的にある,分布状態は主に両側,形は2深裂する,大きさは中である。つぼみの形は平,花房の形は平形,花の大きさは110~149㎜,舌状花の重ねは5列以上で露心しない,舌状花数は600以上,管状花数は10未満,分布は集中,全長は7.0~ 7.9㎜以上である。花弁の形は舟底弁,先端の形は丸い,外花弁及び内花弁の反り方は内曲,花弁の長さは50~69㎜,幅は10.0~14.9㎜,外花弁の表面及び裏面の色は黄白(JHS カラーチャート3101),外花弁の角度は平,花の中心部の色は外弁と異なり淡黄色である。花たくの形は平らなドーム状,総ほうの大きさは30~39㎜,総ほう部から花頂部までの高さは40~49㎜,花首の長さは40~59㎜,季咲きの開花期は秋で,育成地(愛知県稲沢市)における自然開花期は9月中旬である。 「東海白馬」と比較して,舌状花数が多いこと,管状花の分布が集中していること,花弁先端の形が丸いこと等で区別性が認められる。 | ||
登録品種の育成の経過の概要 | ||
この品種は,平成3年に出願者のほ場(愛知県稲沢市)において,「岩の朝」に「浅間」を交配して得られた実生の中から選抜,以後,増殖を行いながら特性の調査を継続し,6年にその特性が安定していることを確認して育成を完了したものである。 |
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