他のスポーツへの影響
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/07/02 12:43 UTC 版)
「ラグビーユニオン」の記事における「他のスポーツへの影響」の解説
「アメリカンフットボール」、「アメリカンフットボールとラグビーユニオンの比較」、「オーストラリアン・ルールズ・フットボールの起源」、および「ラグビーリーグとラグビーユニオンの比較」も参照 ラグビーユニオンフットボールおよびその直結する祖先であるラグビーフットボールは、いくつかの他のスポーツに対して大きな影響を与えている。グリッドアイアンフットボール(英語版)(アメリカンフットボールおよびカナディアンフットボール)は、ラグビーの初期の形式から派生している。紛らわしいことに、カナダではカナディアンフットボールは「ラグビーフットボール」とも呼ばれており、オンタリオ(英語版)やケベック(英語版)のように多くの国および地方の組織が「ラグビーフットボールユニオン(協会)」あるいは「ラグビーユニオン(協会)」と呼ばれている。例えば「Encyclopedia Canadiana」では、「ラグビーフットボール」の項目では、まず「19世紀第3四半期にカナダに導入されたラグビーユニオンあるいはイングリッシュラガーのカナダでの発展」について述べられているが、次には「カナディアンゲームはラグビーユニオンを基に出発した」と述べられている。 オーストラリアン・ルールズ・フットボールはゲーリックフットボール、ラグビーフットボール、クリケットを含む数多くのスポーツの影響を受けている。多くの著者は主要な影響はラグビーフットボールおよびその他のイングランドパブリックスクールに起源を持つスポーツ (en) から受けたと考えている。オーストラリアン・ルールズの先駆者の一人と認識されているトム・ウィルスもラグビー校に通っていた。 ジェームズ・ネイスミスはバスケットボールを考案するのにラグビーを含む多くのスポーツの要素を取り入れた。最も明らかな貢献は、ジャンプボールのラインアウトとの類似性やバスケットボール初期の特色だった下手投げのシュートスタイルなどである。ネイスミスはマギル大学で長年ラグビーをプレーした。 スウェディッシュフットボールは、サッカーとラグビーフットボールを混合したルールを持っていた。あるものは丸いボールを使ったが、その他のあるものは楕円形のボールを使った。スウェディッシュフットボールは現在はもはやプレーされていない。 ラグビーの名称はウィルチェアーラグビー(車いすラグビー)に見られるが、車イスラグビーはラグビーユニオンよりも車いすバスケットボールやアイスホッケー、ハンドボールに影響を強く受けている。
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