京都~舞鶴線とは? わかりやすく解説

Weblio 辞書 > 辞書・百科事典 > 百科事典 > 京都~舞鶴線の意味・解説 

〜海の京都〜舞鶴赤れんがエクスプレス号

(京都~舞鶴線 から転送)

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2023/12/29 12:28 UTC 版)

〜海の京都〜舞鶴赤れんがエクスプレス号(京都交通)

〜海の京都〜舞鶴赤れんがエクスプレス号(うみのきょうと まいづるあかれんがえくすぷれすごう)は、京都市舞鶴市を結ぶ高速バスである。

全ての座席が指定のため、乗車には事前の予約が必要。

概要

一時期西日本JRバスも運行していた

当路線の前身は、京都府の府都・京都市と京都府北部の中心都市・舞鶴市を結んでいた定期高速路線(京都 - 舞鶴線)で、席は全便座席定員制であった。旧京都交通・舞鶴支社時代は、国道本線の一員として扱われており、種別も下から快速・特急(末期にはスーパー特急も加わる)の3本立て構成で、運行経路も複雑であった。

2012年12月20日からは、若狭地方の中心都市である小浜市と京都市を結ぶ観光・ビジネスの需要を見込み、京都 - 舞鶴線の一部を小浜駅まで延長。同時に西日本ジェイアールバスが参入、座席指定予約制となり「若狭舞鶴エクスプレス京都号」の愛称が付けられた[1][2]

その後2018年4月1日より小浜駅発着を廃止したため、愛称を「〜海の京都〜舞鶴赤れんがエクスプレス号」に変更した。

JR山陰本線舞鶴線の特急列車との関係では競合関係にある。

2020年11月30日をもって西日本ジェイアールバスが撤退。京都交通の単独運行となり、1日5往復へ減便[3]

運行会社

  • 京都交通(舞鶴営業所)
    • 5往復を担当している。
過去に運行していた事業者

停車停留所

●…停車(乗降とも可。但し舞鶴市内のみの利用は不可)
▼…下りは乗車のみ、上りは降車のみの扱い
▲…上りは乗車のみ、下りは降車のみの扱い
‖…不経由
停車停留所名 停留所所在地 舞鶴系統 備考
京都駅烏丸口 京都府 京都市下京区 JR2番乗り場に停車
西舞鶴駅 舞鶴市  
中舞鶴  
東舞鶴駅  
舞鶴営業所  

運行経路

2015年7月に京都縦貫自動車道が全通。それ以前は、未開通区間はいったん降りて一般道に降りる経路をとっていた。

2018年4月に廃止となった舞鶴 - 小浜間のルートは以下のとおりであった。 舞鶴市内 - 舞鶴東IC - 舞鶴若狭自動車道 - 小浜IC - 小浜市内

運行回数

  • 昼行便1日5往復

歴史

  • 2005年平成17年)4月1日:阪急桂バス停、四条河原町バス停行を廃止。全便が京都駅前発着となる[4]
  • 2006年(平成18年)3月21日:1日5往復より1日4往復に減便。
  • 2007年(平成19年)9月1日:京都線回数券の綴り枚数が従来の4枚綴りが6枚綴りに変更され、購入日より6ヶ月の有効期限が設定された[5]
  • 2008年(平成20年)10月21日綾部安国寺IC - 京丹波わちIC間を国道27号経由から京都縦貫自動車道経由に変更し、途中の綾部大橋バス停を廃止。舞鶴市内間のみでの乗降はできなくなった。また、京都線回数券の割引率が変更された[6]
  • 2012年(平成24年)12月20日:小浜駅に路線延長。1日6往復に増便(うち小浜系統4往復)、西日本ジェイアールバスが参入。予約制となり、「若狭舞鶴エクスプレス京都号」の愛称が付けられる。京都線回数券は発売終了された[1][2]
  • 2015年(平成27年)7月25日:1日7往復(うち小浜系統3往復)に増便。京都縦貫自動車道全線開通により、所要時間を短縮[7]
  • 2018年(平成30年)4月1日:小浜駅発着を廃止し、元の舞鶴発着に変更。これにより愛称を「〜海の京都〜舞鶴赤れんがエクスプレス号」に改称[8][9][10][11]
  • 2020年令和2年)12月1日:西日本ジェイアールバスが撤退。京都交通の単独運行となり、1日5往復に減便[3]

車内設備

原則としてリクライニングシート(3列シート)のハイデッカー車両で運行される。西日本ジェイアールバス担当便のうち1号・10号は3列シートの2階建てバス(三菱ふそう・エアロキング)での運行となっていたが、2017年3月をもって、2階建てバスによる運行は終了した。

  • フットレスト
  • レッグレスト
  • トイレ
  • 毛布
  • 座席コンセント(京都交通、西日本JRバスの一部車両)

脚注

  1. ^ a b 京都~舞鶴・小浜間高速バス「若狭舞鶴エクスプレス京都号」運行開始!!”. 京都交通 (2012年12月17日). 2013年1月20日時点のオリジナルよりアーカイブ。2013年1月20日閲覧。
  2. ^ a b 京都交通配布チラシ訂正版”. 京都交通. 2013年1月20日時点のオリジナルよりアーカイブ。2013年1月20日閲覧。
  3. ^ a b 12月ダイヤ改正について』(プレスリリース)西日本ジェイアールバス、2020年10月27日。オリジナルの2020年11月4日時点におけるアーカイブhttps://web.archive.org/web/20201104093036/https://www.nishinihonjrbus.co.jp/news/detail/10652020年11月1日閲覧 
  4. ^ 路線廃止のお知らせ”. 京都交通. 2005年4月7日時点のオリジナルよりアーカイブ。2005年4月7日閲覧。
  5. ^ 舞鶴⇔京都線回数券についてお知らせ”. 京都交通 (2007年8月1日). 2012年10月12日時点のオリジナルよりアーカイブ。2012年10月12日閲覧。
  6. ^ 舞鶴⇔京都線の運行ルートを10月21日より変更いたします。”. 京都交通 (2008年10月1日). 2012年10月12日時点のオリジナルよりアーカイブ。2012年10月12日閲覧。
  7. ^ ダイヤ改正のお知らせ<京都-舞鶴・小浜>”. 西日本ジェイアールバス (2015年6月24日). 2016年3月4日時点のオリジナルよりアーカイブ。2016年3月4日閲覧。
  8. ^ JR高速バス ダイヤ改正 京都駅~舞鶴エリアを結ぶ「~海の京都~舞鶴赤れんがエクスプレス号」を4月1日から運行開始いたします。”. 西日本ジェイアールバス (2018年2月27日). 2018年2月27日時点のオリジナルよりアーカイブ。2018年2月27日閲覧。
  9. ^ JR高速バス ダイヤ改正 京都駅~舞鶴エリアを結ぶ「~海の京都~舞鶴赤れんがエクスプレス号」を4月1日から運行開始いたします。 - 西日本ジェイアールバス公式ホームページ。2018年2月27日発信、同年4月17日閲覧。
  10. ^ 高速バス 小浜・舞鶴~京都駅 若狭舞鶴エクスプレス京都号 - 京都交通公式ホームページ。2018年4月17日閲覧。
  11. ^ 高速バス 舞鶴~京都駅 ~海の京都~舞鶴赤れんがエクスプレス号 - 京都交通公式ホームページ。2018年4月17日閲覧。

外部リンク


京都 - 舞鶴線

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2012/12/19 14:03 UTC 版)

京都 - 舞鶴線(きょうと - まいづるせん)は、京都交通が単独運行する高速バスで、京都市舞鶴市を結ぶ路線である。

同線は府都・京都市と京都府北部の中核都市・舞鶴市を結ぶ定期高速路線で、席は全便座席定員制。旧京都交通・舞鶴支社時代は、国道本線の一員として扱われており、種別も下から快速・特急(末期にはスーパー特急も加わる)の3本立て構成で、運行経路も複雑だった。

JR山陰本線舞鶴線の高速化が完成すると鉄道に利用者が流れている。

目次

歴史

運行会社

停車停留所

▼…下りは乗車のみ、上りは降車のみの扱い
▲…上りは乗車のみ、下りは降車のみの扱い
停車停留所名 停留所所在地   備考
京都駅前(烏丸口) 京都府 京都市下京区 C2番乗り場に停車
西舞鶴駅 舞鶴市  
中舞鶴  
東舞鶴駅  
舞鶴営業所  

運行経路

現段階では京都縦貫自動車道がまだ全通していないため、一度京都縦貫道に乗っていったん降りて一般道へ、そしてまた京都縦貫道に乗ってまた降りて再び一般道へという複雑な経路になっている。

運行回数

  • 昼行4往復

車内設備

  3列シート(一部のバスは4列シート)

運行車両

外部リンク


「京都 - 舞鶴線」の例文・使い方・用例・文例

Weblio日本語例文用例辞書はプログラムで機械的に例文を生成しているため、不適切な項目が含まれていることもあります。ご了承くださいませ。


英和和英テキスト翻訳>> Weblio翻訳
英語⇒日本語日本語⇒英語
  

辞書ショートカット

すべての辞書の索引

「京都~舞鶴線」の関連用語

京都~舞鶴線のお隣キーワード
検索ランキング

   

英語⇒日本語
日本語⇒英語
   



京都~舞鶴線のページの著作権
Weblio 辞書 情報提供元は 参加元一覧 にて確認できます。

   
ウィキペディアウィキペディア
All text is available under the terms of the GNU Free Documentation License.
この記事は、ウィキペディアの〜海の京都〜舞鶴赤れんがエクスプレス号 (改訂履歴)、京都 - 舞鶴線 (改訂履歴)の記事を複製、再配布したものにあたり、GNU Free Documentation Licenseというライセンスの下で提供されています。 Weblio辞書に掲載されているウィキペディアの記事も、全てGNU Free Documentation Licenseの元に提供されております。
Tanaka Corpusのコンテンツは、特に明示されている場合を除いて、次のライセンスに従います:
 Creative Commons Attribution (CC-BY) 2.0 France.
この対訳データはCreative Commons Attribution 3.0 Unportedでライセンスされています。
浜島書店 Catch a Wave
Copyright © 1995-2025 Hamajima Shoten, Publishers. All rights reserved.
株式会社ベネッセコーポレーション株式会社ベネッセコーポレーション
Copyright © Benesse Holdings, Inc. All rights reserved.
研究社研究社
Copyright (c) 1995-2025 Kenkyusha Co., Ltd. All rights reserved.
日本語WordNet日本語WordNet
日本語ワードネット1.1版 (C) 情報通信研究機構, 2009-2010 License All rights reserved.
WordNet 3.0 Copyright 2006 by Princeton University. All rights reserved. License
日外アソシエーツ株式会社日外アソシエーツ株式会社
Copyright (C) 1994- Nichigai Associates, Inc., All rights reserved.
「斎藤和英大辞典」斎藤秀三郎著、日外アソシエーツ辞書編集部編
EDRDGEDRDG
This page uses the JMdict dictionary files. These files are the property of the Electronic Dictionary Research and Development Group, and are used in conformance with the Group's licence.

©2025 GRAS Group, Inc.RSS