井坂十蔵:瑳川哲朗
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前シリーズ同様、虚無僧や同心などの活動が多いが、第122話(通算第226話)で寺子屋の先生を始めてからはシリーズ後半の表向きとして定着するようになる。第27話(通算第131話)から椿の花の代わりに、太刀の柄と鞘を組み合わせた即席の長巻を武器とし(第27、29、31~34、39、40、48 ~ 50、53話(通算第131、133、135~138、143、144、152~154、157話)、髪型も総髪の他に第1シリーズ初期の御家人ムシリや)(第27~39話(通算第131~143話))、月代の武家髷に一時期変更されていた。小弥太以外の仲間からは「旦那」と呼ばれる。剣の流派は神明一刀流。かつて父親は普請方に勤めていたが、上役の賄賂による不正に巻き込まれ切腹し、お家断絶で天涯孤独となり、神明一刀流道場主の脇坂玄藩(加藤嘉)に育てられた(第122話(通算第226話))。脇坂藩家中の女性と恋仲だったが、隠密同心としてスカウトされたため別れた過去がある(第34話(通算第138話))。にわかながら医術の腕もあるようで、負傷した仲間や町人の手当てを行ったこともある、隠密装束は初期は薄い灰色、第27~305話(通算第131~409話)は黒の紋付き着流し。第306~330話(通算第410~434話)は白の紋付き着流しに黒白の帯。第331話(通算第435話)からは薄い灰色や濃い灰色の紋付き着流しを着用。吹雪と新太郎が参入した後半辺りからは黒の着流し、終盤は紗綾柄→毘沙門亀甲柄の黒の着流しを着用。職人に化けるときは丸に十の半纏を着用。 家紋は浮線片喰。第536話(通算第640話。最終回)で清次郎らと共に江戸から姿を消した。第1シリーズから最終回まで出演した唯一のレギュラーである。
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