事業の変更
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/01/11 13:45 UTC 版)
「平城遷都1300年記念事業」の記事における「事業の変更」の解説
平城宮跡会場では2010年4月から約半年間、大極殿前広場を映像と音を駆使した大規模な屋外劇場(大極殿シアター)をシンボルに天平の風景を立体映像で疑似体験できる「平城京時空館」や当時の市場のにぎわいを再現し日本各地の名産名品が一大集結する「平城京バザール」、豊かな歴史文化と美しい自然の楽しさを体験できる「なら歳時記ミュージアム」など、歴史体験型パビリオン10棟を特設する予定であった。 しかし、平城宮跡でのパビリオン建設は文化庁が難色を示したため断念された。その具体的な経過は明らかにされていない。 国の2008年(平成20年)度予算案には平城宮跡の国営公園化が盛り込まれており、2008年度から国営公園としての整備が行われる見込みであるが詳細は未定である。国営公園の開設式は平城遷都1300年記念事業に合わせて、2010年春に行われる予定である。 2008年2月に公表された新実施基本計画案では事業規模を大幅に縮小し、記念祝典を中心イベントとすることとされた。「平城京歴史館」(仮称)と「四季のなら館」の2館が建設されることとなったが、これらの施設は国営公園事業の一環として建設され記念事業後も存続するもので、奈良市ではパビリオンではないと説明している。
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