九州急行・準急「ひかり」
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/12 09:28 UTC 版)
「ひかり (列車)」の記事における「九州急行・準急「ひかり」」の解説
詳細は「にちりん (列車)#観光列車「ひかり」→「にちりん」と周辺列車群」を参照 戦後、「ひかり」の名は九州を走る準急列車・急行列車の名称として使われた。キハ55系(1961年以降はキハ58系も併用)を使用した気動車による最初の急行として知られる。 1958年(昭和33年)4月25日:鹿児島本線・日豊本線経由で博多 - 別府間に臨時急行「ひかり」新設。 5月1日:定期列車となり日豊本線・豊肥本線経由で博多・門司港 - 大分 - 熊本間に運行区間を拡大。 8月1日:準急列車に格下げされる。このとき準急への格下げとなった理由は、当時は急行料金が準急料金のほぼ倍額であったため利用率が悪かったことによる。 1959年(昭和34年)9月22日:車両の一部を、都城間で延長運転。 1960年(昭和35年)3月10日:大分 - 小倉 - 別府間の「第2ひかり」が設定され、従来の「ひかり」は「第1ひかり」と呼ばれることになる。また、「第1ひかり」の都城行きの車両の運行区間を西鹿児島駅(現在の鹿児島中央駅)まで延長。 1962年(昭和37年)10月1日:「第1ひかり」を急行列車に格上げると同時に、準急「第2ひかり」は準急「ひまわり」に改称。 新幹線の名前に「ひかり」が採用され、名前を譲ることになった急行「ひかり」は2系統に分けられ、博多・門司港 - 小倉 - 西鹿児島間は「にちりん」、博多 - 大分 - 熊本間は「くさせんり」に改称された。なお「くさせんり」については、2011年現在では「九州横断特急」の一部にあたる。また、当初の運行区間は「ソニック」の一部の区間に相当する。
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