九十九島観光船航路
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「佐世保市営交通船」の記事における「九十九島観光船航路」の解説
佐世保市交通局(企業会計)による運航。2002年(平成14年)4月1日、西海パールシーリゾートとの一体経営のため同施設を運営する第三セクター会社させぼパール・シーに経営委譲され、市営航路としての歴史に幕を閉じた。 初代遊覧船「西海丸」 昭和27年(1952年)進水、25トン 定員76名。 3代遊覧船「はまゆう」就役により昭和40年(1965年)退役。 2代遊覧船「第二西海丸」 昭和30年(1955年)進水、44トン 定員125名。 「はまゆう」就役まで「西海丸」と2隻体制で運行し、「西海丸」と同時に退役。 3代遊覧船「はまゆう」 昭和39年(1964年)進水、99トン 定員240名。 2隻の総定員を凌駕する収容力を持ち、退役を促した。「海王」就役後もチャーター船として運航され、平成8年(1996年)退役。 4代遊覧船「海王」 昭和57年(1982年)佐世保重工業で進水、136トン 定員250名。 海賊船を模した外装を持つ。1985年度のスーパー戦隊シリーズ「電撃戦隊チェンジマン」第18話の長崎県ロケに使用された。「パールクイーン」就役後もチャーター船・臨時運行船として使用したが、「みらい」と交代で平成26年末をもって退役。 5代遊覧船「パールクイーン」 平成14年(2002年)前畑造船で進水、199トン、定員280名 帆船を模した外装を持つ。就役翌年に遊覧船事業開始以来初めての女性船長を招聘した。主力遊覧船として定期便に運行中。 6代遊覧船「みらい」 平成26年(2014年)前畑造船で進水。160トン 定員200名 「海王」代船として、同じく海賊船型の外装で発注されている。バリアフリー対策、電気推進動力などの新機軸を採用している。
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