主要人物家族
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/03/09 14:17 UTC 版)
「やさしいセカイのつくりかた」の記事における「主要人物家族」の解説
朝永 巡(ともなが めぐる) 悠の弟で、環とは双子。悠と同じ「ギフテッド」。長らく家から離れていた兄との距離感が掴めず、反抗期も重なって反発することが多くなっている。だが、本当は悠のことが好きで、いつかは追いつきたいと考えている。 朝永 環(ともなが たまき) 悠の妹で、巡とは双子。悠と同じ「ギフテッド」。文化祭で来た際には「関女」の制服を着ているインテリだと言われていた。悠に対して素直になれない巡と違い、兄に対しては真っ直ぐに好意を伝えている。しかし、逆に悠に反発する巡と喧嘩するようになった。ホワイトデーのお返しを考えていた悠に、お断りの意味を持つマシュマロ入りのウーピーパイを作らせるように仕向けた。 葵の父(あおいのちち) 自分では何も出来ないとは葵の母の評。妻には家庭に入って欲しいと考えていたが、妻は仕事を続けることを希望。喧嘩することが増え、意見の相違から離婚することになった。葵の親権も渡すことになったが、葵の希望により高校卒業までは葵と二人暮らしをすることになった。1ヶ月の食費を1万円しか渡さないなど、かなり金銭感覚がズレている。大学の学費を払ってくれるか分からないなど言われていることから、あまり収入も高くない様子。 葵の母(あおいのはは) キャリアウーマン。幼い葵が子供らしからぬ質問をして来た際、「気持ち悪い」と言ったことで葵にトラウマを与えたのだが、本人にその自覚は無い。離婚して葵を連れて和歌山の実家に帰ろうとするが、卒業まで待って欲しいと言われ、学年上位に入ることを条件に許可する。葵が学年1位を取ったことに驚き、何故隠していたのか責めたりもしたが、高校卒業まで残ることを認めた。葵が京都大学に進学していることから、現在は同居している様子。前述のように葵のトラウマを作った原因ではあるが、母子仲が悪いということはなく、一緒に買い物をしたりする様子が描かれている。 ハルカの母(ハルカのはは) ハルカとは仲の良い姉妹のようだと言われており、葵はハルカちゃんの家に生まれたかったと発言している。住み込みのバイトを探し始めた葵に晩御飯の提供と料理を教えることを条件に、ハルカとハヤトの家庭教師を引き受けて貰った。 草壁 ハヤト(くさかべ ハヤト) ハルカの弟。ランドセルを背負っていることから、小学生だと分かるが年齢は不明。最近生意気になって来たとはハルカ談。好きな男の話をするハルカにドギマギするなど、少しシスコンの気がある。 冬子の姉(とうこのあね) 冬子と10歳近く歳が離れている。冬子は姉に憧れており、いつも後ろを付いて回っていた。冬子が小学生の頃に結婚したが、夫が冬子を言葉巧みに誘って肉体関係を持ったことが発覚して離婚。冬子と顔を会わせ辛くなったことで家を出て一人暮らしをしていた。だが、そのせいで大好きだった姉に嫌われたと考えた冬子は外泊することが増えてしまった。礼司と会った際に、冬子には姉が必要だと言われたことで冬子と会うことを決意。実家に帰って一緒に暮らすことを提案し、冬子もそれを受け入れた。
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