主な校外学習
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/05/18 04:36 UTC 版)
小学校1・2年生では、生活科の学習が実施される。学校周辺の校区の特徴を見出したり、動植物の採集を実施したりする。特に、自然分野では「四季の移り変わり」を体験的に発見するため、季節ごとに同じ場所での自然観察や動植物採集が行われる。特に初夏の川の探検→メダカ・オタマジャクシの飼育や、秋の紅葉・ドングリ採集→工作への流れは多く採用されている。社会分野では、特に2年生では商店街調査や公共交通機関の乗車体験が実施される。 3年生・4年生になると、社会科・理科・総合学習が始まり、調査対象も広がる。公民館・図書館・消防署・警察署などの公共施設が対象となる。商店では店頭のみならず調理場や倉庫などのラインに立ち入ることもある。総合学習では環境学習への取り組みが始まることもあり、自然分野での学習活動も多くなる。 5年生・6年生では、田植えから稲刈りまでの米作りをはじめとした生産活動、歴史分野での郷土史跡探訪、地理分野での工場見学などが積極的に実施される。また、高学年としての社会性を育成することを目的に、清掃活動や啓発活動なども行われる。総合学習では福祉分野が取り上げられることもあり、町のバリアフリー調査や障害者・高齢者疑似体験なども校外で行われることがある。 中学生では小学校までの体験的な活動は減少するが、社会への貢献・参加を目的に、緑化活動や職場調査などの幅広い活動が行われる。
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