主な受賞・表彰
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/05/20 02:32 UTC 版)
岡田は、本格デビュー直後の『放課後の時間割』で日本児童文学者協会の第14回(1981年度)新人賞を、『学校ウサギをつかまえろ』で第27回(1987年度)協会賞を受賞。『雨やどりはすべり台の下で』で第31回(1984年度)サンケイ児童出版文化賞を、『願いのかなうまがり角』で再び第60回(2013年度)産経児童出版文化賞(フジテレビ賞)に選ばれている。 1985年(昭和60年)出版の『二分間の冒険』は、うつのみやこども賞(宇都宮市)を受賞。2014年(平成26年)Amazon.co.jp発表の「オールタイムベスト児童文学100」にも選ばれるなど、発行部数35万部を超えるロングセラーとなっている。 そのほか、『扉のむこうの物語』で第18回(1988年度)赤い鳥文学賞を受賞。1990年代に入り人気は加速し、1994年(平成6年)出版の『こそあどの森の物語』はシリーズ累計70万部(2017年段階)超のベストセラーとなり、野間児童文芸賞を受賞。「児童文学のノーベル賞」とされる国際アンデルセン賞でも国際児童図書評議会 (IBBY) オナーリストに選定されている。 岡田は個人としても2016年11月、井戸敏三兵庫県知事から平成28年度兵庫県文化賞を贈呈されている(落語家桂文珍、文化プロデューサー・演劇評論家河内厚郎、声楽家永井和子、陶芸家西端正と計5人で受賞)。
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