主な出版取次会社
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/02/20 18:29 UTC 版)
戦後日本の取次会社数は100社あまりと推定されていたが、業界団体である日本出版取次協会の加盟会社数は2019年9月時点で19社 であり、減少傾向にある。 このうち2社でシェアの70%以上を占めるといわれるトーハンと日販が二大取次と呼ばれる。また、出版社や書店、古書店が集積する東京の神田神保町とその周辺に中小取次が集中しており、これを通称神田村という。 総合取次(あらゆる分野の出版物を扱う取次) 日本出版販売(日販)(業界最大手。日本出版配給が母体) トーハン(旧:東京出版販売)(業界第2位。日本出版配給が母体)協和出版販売(非連結子会社) 楽天ブックスネットワーク(業界第3位。旧社名は大阪屋栗田) 中央社(トーハンと物流業務の協業) 専門取次(特定分野の出版物を扱う取次) 日教販(教科書・学習参考書) 共栄図書(教科書・学習参考書) 中央本社(教科書・学習参考書) 鍬谷書店(医書・看護書を中心に自然科学書) 西村書店(自然科学書) JRC(人文書・社会科学書) 八木書店(文学・歴史・人文書) ツバメ出版流通(文学・思想・芸術書) 大学図書(法律書) 全国官報販売協同組合(政府刊行物) 東京官書普及(政府刊行物) 文苑堂(コミック・ゲーム攻略本等) 地方・小出版流通センター(総合取次不扱の地方出版社・小出版社の刊行書) 松沢書店(楽譜・音楽書) 大阪村上楽器(楽譜・音楽書)
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