中東交流所研究所関係者
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/11/29 17:16 UTC 版)
「メドゥーサ (漫画)」の記事における「中東交流所研究所関係者」の解説
サニア・バンダル アラブの王族の王子。中東交流所研究所所長であり外交官。イギリスで教育を受けたテクノクラートでOPEC理事を歴任、西側諸国でロビー活動を行っている。アラブの利益を大義としているが、実際は石油価格の操作と世界に安定した顧客を持つことしか関心がない。 日本では高級娼館「ローズ・ガーデン」を運営、政治家を顧客として抱き込み、政界工作を行っている。ロビー活動の場にホステスとして潜り込んだ陽子の正体を知りながら、逆にローズ・ガーデンの娼婦として取り込み、大物フィクサー天動要を籠絡するための武器にしようとする。 ロイ バンダルの部下。バンダルの意を汲んで、様々な非合法活動に着手している。バンダルの政治工作を調査していた寺田を事故に見せかけて殺害しようとし、それに失敗すると新聞社に圧力をかけて調査を中止させようとした。また、ローズ・ガーデンのスキャンダルが発覚した時には、口封じのため、部下に全娼婦の殺害を命じた。 ユン・イ・サン 高級娼館「ローズ・ガーデン」の給仕。香港出身。 文化大革命に巻き込まれ、粛清を逃れて日本に密入国した過去を持つ。 マンションに軟禁され、逃げ出そうとすれば殺されるというローズ・ガーデンの娼婦たちの運命を目の当たりにしながらも、与えられた役割を淡々とこなし、バンダルからも感情のない女だと思われていた。だが心の底には強い意志を秘めており、陽子の身の回りを世話するうち、彼女の味方となり、スキャンダルの証拠品の管理など、密かに協力を行った。
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