中東勢とデューハーストステークス
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/03/13 01:39 UTC 版)
「デューハーストステークス」の記事における「中東勢とデューハーストステークス」の解説
1986年にドバイのシェイク・モハメドがアジダル(en:Ajdal)を出走させ、優勝した。その後しばらく中東勢が躍進した。 1986年から2000年までの優勝馬主1986年 アジダル - シェイク・モハメド 1987年 中止 1988年 シーニック(Scenic) - シェイク・モハメド 1989年 (3着 シェイク・モハメド) 1990年 ジェネラス - ファハド皇太子(en:Fahd bin Salman bin Abdulaziz Al Saud) 1991年 (2着ファハド皇太子) 1992年 ザフォニック(Zafonic) - ビン・アブトゥッラー(サウジアラビアの王族) 1993年 1994年 ペニカンプ(Pennekamp) - シェイク・モハメド 1995年 アルハース(Alhaath) - マクトゥームファミリー 1996年 インコマンド(In Command) - マクトゥームファミリー 1997年 ザール(Xaar) - ビン・アブドゥッラー 1998年 ムジャヒド(Mujahid) - マクトゥームファミリー 1999年 ディスタントミュージック(Distant Music) - ビン・アブドゥッラー 2000年 トブグ(Tobougg) - マクトゥームファミリー スポンサー面でも近年は中東勢が突出している。1998年にサウジアラビア航空(現サウディア)がデューハーストステークスのスポンサーになったのをはじめ、2000年から2008年はシェイク・モハメド殿下のダーレーグループ、2009年はマクトゥーム家が経営する高級ホテルグループ・ジュメイラがスポンサーとなって賞金が30万ポンドを超えた。2010年からはドバイそのものがスポンサーになり、「ドバイ・デューハーストステークス」と銘打っている。イギリスの2歳戦のなかでの最高額賞金は、こうした中東勢に支えられている。 2014年の賞金36万ポンドは2歳戦のなかで突出しており、同じイギリスの2歳G1であるフューチュリティトロフィー(20万ポンド)、ミドルパークステークス(18万ポンド)や、G2ジムクラックステークス(20万ポンド)、スーパースプリント(23万ポンド )などと比べても10万ポンド以上の差がある。 デューハーストステークス当日には、ドバイが主催する「ベストドレッサー賞(Best Dressed Racegoer)」も行われる。観客の中から2名が選出され、受賞者には翌年2月のドバイ国際競馬カーニバルに招待され、ジュメイラグループのザメイダンホテルに宿泊できる。
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