上山田駅とは? わかりやすく解説

上山田駅

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2023/12/15 05:05 UTC 版)

上山田駅
跡地(2013年5月)
かみやまだ
Kami-Yamada
下山田 (2.0 km)
(3.0 km) 熊ヶ畑
所在地 福岡県山田市上山田杉町1348番地
所属事業者 九州旅客鉄道(JR九州)
所属路線 上山田線
キロ程 14.4 km(飯塚起点)
電報略号 カヤ
駅構造 地上駅
ホーム 2面2線
開業年月日 1898年明治31年)2月8日[1]
廃止年月日 1988年昭和63年)9月1日[1]
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上山田駅(かみやまだえき)は、かつて福岡県山田市(現・嘉麻市)上山田杉町に設置されていた、九州旅客鉄道(JR九州)上山田線である。上山田線の廃止に伴い、1988年昭和63年)9月1日廃駅となった。

歴史

駅構造

相対式ホーム2面2線と側線を数本有する直営駅であり、売店キヨスク)を併設していた。売店の営業は上山田線の最終営業日まで続いた。かつては石炭の積み出し駅でもあった。

運行形態

当駅は長らく上山田線の終着駅であったが、当駅から豊前川崎駅までの延伸が1966年(昭和41年)に行われてからは中間駅となった。しかし、当駅を境にして輸送の需要が大きく違い、飯塚駅方面への列車は比較的多かったが、熊ヶ畑駅や豊前川崎駅方面行きの列車は少なかった。

また、漆生線列車との事実上の接続駅であった(下山田駅が実際の分岐駅ではあったが、すべて当駅まで直通運転されていたため)。

輸送量・収入

年度 旅客(人) 貨物量(トン) 旅客収入(円) 貨物収入(円)
1924 126,973 297,010 38,087 388,902
1928 164,659 376,054 49,274 507,002
1931 121,118 370,006 32,477 507,789
1935 169,098 823,755 46,673 1,148,840
  • 福岡県統計書各年度版より

駅周辺

現況

廃駅後、1999年平成11年)まで嘉穂交通山田支社が置かれ、代替バスが配置されていた。駅跡は現在、山田生涯学習館・図書館となっている。

その他

隣の駅

九州旅客鉄道(JR九州)
上山田線
下山田駅 - 上山田駅 - 熊ヶ畑駅

脚注

  1. ^ a b c d e f g h 石野哲(編)『停車場変遷大事典 国鉄・JR編 Ⅱ』JTB、1998年、804頁。ISBN 978-4-533-02980-6 

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