漆生駅とは? わかりやすく解説

漆生駅

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2023/04/01 03:28 UTC 版)

漆生駅
駅跡の公園(2007年11月)
うるしお
Urushio
鴨生 (2.4 km)
(1.5 km) 才田
所在地 福岡県嘉穂郡稲築町漆生
所属事業者 日本国有鉄道
所属路線 漆生線
キロ程 3.6 km(下鴨生起点)
電報略号 ウオ←ウヲ
駅構造 地上駅
ホーム 1面2線
開業年月日 1913年大正2年)8月20日[1]
廃止年月日 1986年昭和61年)4月1日[1]
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漆生駅(うるしおえき)は、かつて福岡県嘉穂郡稲築町(現在の嘉麻市)漆生に設置されていた、日本国有鉄道(国鉄)漆生線である。

長らく漆生線の終着駅だったが、油須原線構想により1966年昭和41年)に下山田駅(施設上は嘉穂信号場)まで延長され、途中駅となった。しかしながらほとんどの列車が当駅止まりで、下山田方面への列車は開通から3年後でも4往復[2]、営業末期は3往復[3]ととても少なかった。

漆生線の廃止に伴い、1986年(昭和61年)4月1日廃駅となった[1][4]

歴史

廃止時の駅構造

  • 島式ホーム1面2線と複数の側線を有していたが、末期には石炭輸送も行われていなかったため放置されていた。
  • 旅客用ホームのうち、駅舎側の1線は下鴨生方面にはつながっていなかった。
  • 委託駅で、木造の駅舎があった。
  • 駅舎からホームへは、通路と構内踏切で連絡していた。

駅周辺

隣の駅

日本国有鉄道
漆生線
鴨生駅 - 漆生駅 - 才田駅
漆生線貨物支線(1968年廃止)
漆生駅 - (貨)稲築駅

脚注

  1. ^ a b c d e f g h i 石野哲(編) 『停車場変遷大事典 国鉄・JR編 Ⅱ』JTB、1998年、802頁。ISBN 978-4-533-02980-6 
  2. ^ 『国鉄監修 交通公社の時刻表』 1969年9月
  3. ^ 『国鉄監修 交通公社の時刻表』 1983年6月
  4. ^ a b c d e f 『旧国鉄・JR鉄道線廃止停車場一覧』1996年8月、86-87頁。 
  5. ^ “第五次「営近」交渉まとまる 門鉄、国鉄門司地本と”. 交通新聞 (交通協力会): p. 1. (1974年2月21日) 
  6. ^ “きょうから第五次営近実施へ 門鉄”. 交通新聞 (交通協力会): p. 1. (1974年3月5日) 

関連項目





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