上一万停留場
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2025/07/15 20:25 UTC 版)
上一万停留場 | |
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上一万停留場 ホーム(2025年6月)
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かみいちまん Kamiichiman |
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所在地 | 愛媛県松山市勝山町二丁目 |
駅番号 | 16 |
所属事業者 | 伊予鉄道 |
駅構造 | 地上駅 |
ホーム | 2面2線 |
乗降人員 -統計年度- |
1536[1]人/日 -2015年- |
乗入路線 2 路線 | |
所属路線 | 城南線 |
キロ程 | 1.2 km(道後温泉起点) |
◄22 南町 (0.4 km)
(0.3 km) 警察署前 17►
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所属路線 | 連絡線 |
キロ程 | 0.1 km(平和通一丁目起点) |
◄平和通一丁目 15 (0.1 km)
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上一万停留場(かみいちまんていりゅうじょう)は、愛媛県松山市勝山町2丁目にある伊予鉄道の停留場である。停留所番号は16。
歴史[2]
- 1913(大正2)年:松山電気軌道により、一万停留場として開業。
- 伊予鉄道道後線の一万駅が開業。
- 1921(大正10)年4月1日:松山電気軌道が伊予鉄道に合併され、一万停留場は同社の停留場となる。
- 1926(大正15)年5月2日:道後線一番町駅 - 道後駅間廃止。
- 1927(昭和2)年4月3日:城北線木屋町 - 当駅間開業。同時に線路の付け替えが行われ、城北線は当駅より単線で分岐するようになる。
- 1929(昭和4)年:上一万停留場に改称。
- 1966(昭和41)年以前:城北線の単線分岐を複線で分岐できるよう改修。このとき城北線と城南線の乗り換えには乗換券が発行されていた。
- 1969(昭和44)年12月1日:道後温泉駅方面から城北線方面・城南線方面へと分岐していたのを、警察署前電停から道後温泉駅方面、城北線方面へと分岐するように変更。また、それまでは城南線道後温泉方面のみ安全地帯があった。これにより、松山市 - 大街道 - 上一万 - 木屋町 - 古町 - 松山市の環状系統の運行がされるようになった。同時に城北線の駅舎が閉鎖となる。当該区間は城北線から城南線の支線(後に連絡線)となった。
- 1972(昭和47)年5月26日:勝山町地下道が開設。これは愛媛県初の横断地下道であった。
- 1986(昭和61)年:国鉄との連絡運輸・チッキ(託送制度)の取り扱いを終了。
- 1996(平成8)年9月:道路中央へ軌道を移設。
環状線開通前は、駅舎があり乗車券などが販売されていた。さらに駅舎の上にポイント切り替え用の展望室もあった。しかし、環状線開通とともに駅舎は解体され、跡地は伊予鉄直営の駐車場になった。現在はその駐車場も廃止され、跡地には高層マンションが建つ。
構造
相対式2面2線で、上下線とも安全地帯付。地下道、または横断歩道を通ってのりばへと向かう。かつては警察署前側に渡り線があったが、2000年代に入って撤去された。ポイントの切り替えはトロコン式となっている[3]。
のりば
ホーム | 路線 | 行先 |
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東側 | ■1号線 環状 | 松山市駅行き |
■3号線 | ||
■5号線 | JR松山駅前行き | |
西側 | ■2号線 環状 | 赤十字病院前・木屋町方面 |
■3号線 | 道後温泉行き | |
■5号線 |
周辺
バス路線
上一万駅前バス停から伊予鉄バスの路線が発着している。
路線番号 | 路線名 | 経路 | 位置 |
(52) | 松山空港線 | 松山空港 - 松山斎院営業所口 - JR松山駅前 - 大手町 - 松山市駅 - 市役所前 - 県庁前 - 一番町/大街道 - ロープウェイ前/喜与町 - 日赤前 - 上一万駅前 - 南町県民文化会館前 - 道後温泉駅前 - 石手寺 - 岩堰 - 湯之元 - 奥道後 - 湧ヶ淵 | 平和通り |
松山空港 - 松山斎院営業所口 - JR松山駅前 - 大手町 - 松山市駅 - 市役所前 - 県庁前 - 一番町/大街道 - ロープウェイ前/喜与町 - 日赤前 - 上一万駅前 - 南町県民文化会館前 - 道後温泉駅前 - 石手寺 - 岩堰 - 湯之元 - 湯の山ニュータウン | |||
(70) | 伊台線 | 松山市駅 - 市役所前 - 県庁前 - 大街道 - 東署前 - 上一万駅前 - 南町県民文化会館前 - 祝谷橋 - 松山ベテル病院前 - 山田 - 道後白水台 - 道後平入口 - 瀬戸風ハイツ前 - 伊台 | 県道20号 |
隣の停留場
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■3号線・■5号線
- 南町停留場 (22) - 上一万停留場 (16) - 警察署前停留場 (17)
- 市内線の路線図(電停名をクリックすると該当ページに飛びます)

脚注
- ^ 国土数値情報(駅別乗降客数データ) - 国土交通省、2017年11月13日閲覧
- ^ 『伊予鉄が走る街 今昔』JTB、2006年6月15日、38-43頁。
- ^ 『伊予鉄が走る街 今昔』JTB、2006年6月15日、38-43頁。
参考文献
大野鐵・速水純『伊予鉄が走る街 今昔』JTBパブリッシング、2006年。ISBN 4-533-06410-8。
関連項目
- 上一万停留場のページへのリンク