一部活動歴
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/06/02 09:12 UTC 版)
2007年6月、農村部の住民に低価格で日用品や食品を提供する政府直営店で、提供されるはずであった物資が店頭に見られないとの通報を受け、グラビ・ギャングは独自に調査を始めた。結果、提供されるはずであった穀物がトラックに乗せられ、市場で転売されていることを突き止めた。パルとギャングは証拠を地元警察と政府に提供し、穀物などが返還されることを要求したが、地元警察と政府は通報を無視した。この事件でギャングの評判が知られるきっかけとなった。 2007年、ダリットの女性がより高いカーストに所属する男性にレイプされたにも関わらず、事件化されなかった。これに対して抗議を行った近隣の村民や家族が多く警察に捕まり、収容された。これを受けてグラビ・ギャングは警察署に突撃し、抗議をして逮捕された人の解放を要求した。また、高いカーストに所属するレイプ犯に対して法的対処をするように警察に求め、警察がそれを拒否したため、警察官たちを攻撃した。これを機に、グラビ・ギャングは場合によっては暴力を用いてでも性暴力と戦うことで知られるようになった。 2008年には、賄賂を受け取るために意図的にバーンダー県の電力を停止した電力支局に突撃し、停電を解消させた。 2011年には、バーンダー県の17歳の少女が集団強姦の被害を受け、警察に告発にいったところ少女が逮捕される事件があった。レイプ犯の一人に議員が含まれており、先に警察署ついた彼が少女の逮捕を要求していた。少女の父親がグラビ・ギャングに助けを求め、ギャングは大きなデモを警察署と議員の自宅の二箇所で行った。
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