一般言語学(言語理論)
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/11/13 22:02 UTC 版)
「エミール・バンヴェニスト」の記事における「一般言語学(言語理論)」の解説
『一般言語学の諸問題』(Problèmes de linguistique générale)では、ソシュールの「ラング」の言語学の静態性を批判し、文法を超えた文の完結性(表意作用と指向性)に焦点を当て、個別、一回的なディスクールによる現実状況への参加を射程に収めた「ディスクール」の言語学を提唱。ポール・リクールらの物語論に影響を与えた。 また、ソシュールの言語記号と概念内容との恣意性原理に関しては、記号とその内容は社会文化的な文脈を持ち、その限りにおいて「必然性」を持つとして批判した(論文「言語記号の性質」)。
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