一代関係
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/02/14 19:26 UTC 版)
団 吾郎 - 佐藤二朗 箱根にある老舗旅館「和心亭 豊月」の若主人で、一代の見合い相手。姉妹たちからは「ダンゴロー」と呼ばれている。誠実な性格だが図々しいのが玉にキズ。世界の国々の国歌を歌える特技を持つ。見合いの席で一代にひと目ぼれして以来、一途に思い続けていた。ひとりっ子だったこともあり、ゆくゆくは三沢家のような家庭を築くのが夢だった。平太郎や姉妹たちと親しくなっていく過程を見て、吾郎がみんなを取り込んで結婚話を推し進めていこうとしているのではないかと一代にたびたび誤解されていた。しかし一代が幸田からプロポーズされたことを知り、二美子のオフィスで一代と大ゲンカし別れを告げるも、その直後に熱で倒れた一代を一晩看病。翌朝、病状の回復を見届けてから、二度と三沢家に行かないことを告げて去る。その後一代への未練を残した日々を過ごしていた時、「一代がまだ吾郎に気があるかも」という伊世子からのメールを受け、三沢家にやって来て「僕が家を出る!旅館の女将にはならなくていい。だから僕と付き合って下さい!」と一代に改めて交際を申し込んだ(このとき吾郎が一代に伝えた言葉は、吾郎の母・美枝がかつて先代の主人〈吾郎の父〉から銀行内でプロポーズされた時の言葉と全く同じ)。 団 美枝 - 山田スミ子 吾郎の母で「和心亭 豊月」の女将。一代をひと目で気に入る。かつては銀行に勤めていて、先代の主人からの結婚の申し込みを二度断っていたが、先代の主人から銀行内でプロポーズされた時の言葉で結婚を決意した過去がある。 幸田 正樹 - 前田淳 一代が大学時代に憧れていた考古学サークルの先輩。商社に入社以来ずっと海外赴任していたが、シドニーから帰国後、本社の開発事業部に復職。一代と「パンの実」で5年ぶりに再会し、それ以来互いに惹かれあい、急接近するようになる。だが急死した支社長の代行として急遽シンガポール支社への異動が決まり、一緒にきてほしいと一代にプロポーズするが、吾郎との交際を決めた一代からは一緒に行けないと断られている。
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