ヴィヴァルディが出版した作品とは? わかりやすく解説

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ヴィヴァルディが出版した作品

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/03 03:52 UTC 版)

アントニオ・ヴィヴァルディ」の記事における「ヴィヴァルディが出版した作品」の解説

ヴィヴァルディ協奏曲およびソナタのうちのいくつか存命中に出版されている。 作品1 12トリオ・ソナタ1703年出版作品2 12ヴァイオリンソナタ1709年作品3 12協奏曲調和の霊感』(1711年作品4 12ヴァイオリン協奏曲ラ・ストラヴァガンツァ』(1712年-1714年ごろ) 作品5 6つのソナタ1716年作品6 6つのヴァイオリン協奏曲1719年ごろ) 作品7 12協奏曲1719年-1720年ごろ) 作品8 12協奏曲和声と創意への試み』(『四季』を含む)(1724年ごろ) 作品9 12ヴァイオリン協奏曲ラ・チェトラ 』(1727年作品10 6つのフルート協奏曲1729年-1730年ごろ) 作品11 6つの協奏曲 作品111729年作品12 6つの協奏曲 作品121729年作品番号なし 6つチェロソナタ1740年) 以上の作品初版は、1、2除いてアムステルダムのル・セーヌ社から出版されており、ヴィヴァルディヴェネツィアのみに留まらずヨーロッパで名声得ていたことがわかる。作品1、23、48、9はすべて献辞つきで王侯貴族献呈されているが、献辞のない作品のうちヴィヴァルディ編曲指示のある10を除く5、6、7、1112の内、幾つかは、出版社ヴィヴァルディ了解を得ることなく出版した可能性が高い。1730年頃を境に、いろいろ制約の多い出版ではなく筆写譜での流布を好むようになった。そのため、円熟期作品には作品番号付されていないものが圧倒的に多い。1737年出版された作品13忠実な羊飼い』は真作とされていたが、後年研究ニコラ・シェドヴィルヴィヴァルディの名をかたって出版したのであることが1998年判明したまた、1740年頃に出版された6曲のチェロソナタ作品14」は、真作確認されているが、作品番号はパンシェルルが暫定的に付したものが定着したもので、近年古楽器演奏レコードCDのタイトルでは用いられないことが多い。また現在では作品7は出版社12セット出版するために水増しした物が半数以上含まれていると考えられている。

※この「ヴィヴァルディが出版した作品」の解説は、「アントニオ・ヴィヴァルディ」の解説の一部です。
「ヴィヴァルディが出版した作品」を含む「アントニオ・ヴィヴァルディ」の記事については、「アントニオ・ヴィヴァルディ」の概要を参照ください。

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