ローマの属州としてとは? わかりやすく解説

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ローマの属州として

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2019/01/06 14:50 UTC 版)

ヒスパニア・バエティカ」の記事における「ローマの属州として」の解説

第二次ポエニ戦争後、ローマをこの地域属州とした。当初イベリア半島属州南方ヒスパニア・キテリオル」と北方「ヒスパニア・ウルステリオル」という名で分割されていた。そして紀元前14年アウグストゥスローマ再編で、イベリア半島属州3分割されて現在のヒスパニア・バエティカとなった。なお、州都コルドバ置かれた。 帝政時代にはこの属州ローマ中でも裕福な属州のひとつとなり、裕福な中流階層生み出し彼等のもとで解放奴隷などが活躍する土地となった。またこの土地は安全で軍隊駐留はなく、ローマ軍は東隣のタッラコネンシスに駐在するのが普通だった。また経済力隆盛背景皇帝ウェスパシアヌス治世には彼等支持基盤築こうと「投票権なしのローマ市民権」をこの地域自由民全員与えている。そして、初の属州出身皇帝トラヤヌス続いて甥のハドリアヌスがこの地から登場するしかしながら409年になるとヴァンダル族蹂躙されローマ属州ではなくなる。これ以降東ローマによる再支配(スパニア属州552年頃 - 620年代)の期間を除くと、ゲルマン人支配者を仰ぐこととなる。

※この「ローマの属州として」の解説は、「ヒスパニア・バエティカ」の解説の一部です。
「ローマの属州として」を含む「ヒスパニア・バエティカ」の記事については、「ヒスパニア・バエティカ」の概要を参照ください。

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