ログ情報送信とは? わかりやすく解説

ログ情報送信

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2020/10/06 05:16 UTC 版)

Baidu IME」の記事における「ログ情報送信」の解説

かつて、「ユーザー入力した情報については、暗号化してバイドゥサーバー送信される」と利用ガイドライン明記されていた。同社は公式スタッフブログで現在は、初期設定では送信しないよう修正されていると2009年12月発表していた。 しかし2013年平成25年12月初期設定パソコン打ち込まれた、ほぼ全ての情報利用者無断外部送信していることが指摘された。内閣官房情報セキュリティセンター文部科学省は「重要情報漏洩可能性否定できない」として、中央省庁国立大学法人独立行政法人研究機関など約140機関使用停止要請した情報セキュリティ会社ネットエージェントなどの調査によると、初期設定ではパソコン情報外部送信しないと表示しているが、実際にパソコン固有のID利用しているコンピュータソフトウェアの名前と、利用者パソコン打ち込んだほぼ全ての情報を、同社サーバ送信していたという。この挙動は、マルウェア一種であるキーロガー相当するまた、百度スマートフォン向け日本語入力ソフトSimejiシメジ)」も、同様の情報送信行っていることが確認された。ネットエージェント杉浦隆社長は「入力情報パソコンID一緒に送信し利用者のことを詳しく分析することが出来る。企業秘密情報などが百度漏れるおそれもあり、注意必要だ」と述べている。 本ソフトは、別のフリーソフトバンドルされて配布されることがある他、一部海外メーカーなどのパソコンには、プリインストールされている。複数業務用パソコンから、本ソフトが見つかった福島県庁調査では、パソコン使用していた職員は、インストールに気がつかなかったと証言している。別のフリーソフトダウンロードした際、ユーザー許可無く勝手にインストールされたと見られる上記問題対しバイドゥ2013年12月27日Baidu IMEについて「ソフトウェア利用規約によりユーザー事前許諾いただきまた、クラウド変換ON/OFF設定も可能となっており、無断送信はしていない」とし、Simejiについては「インストール時ご案内する利用規約同意いただいているが、クラウド変換OFF設定した状態でも、クラウドサービスアクセスする不具合があり、昨日時点修正バージョンリリース済みである」旨コメントしたまた、送信される情報のうち、半角入力送信されていなかった。

※この「ログ情報送信」の解説は、「Baidu IME」の解説の一部です。
「ログ情報送信」を含む「Baidu IME」の記事については、「Baidu IME」の概要を参照ください。

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