レッドブル・エアレース参戦へ
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/05/13 07:17 UTC 版)
「ピート・マクロード」の記事における「レッドブル・エアレース参戦へ」の解説
2008年、チェコで行われたヨーロッパ選手権で12位に入ったマクロードは、同年9月にスペイン・カサルビオスで行われるレッドブル・エアレースに参戦するためのキャンプへの参加を認められる。キャンプに招待された6人のパイロットの内、5人が世界選手権に出場するのに必要なスーパーライセンスを取得、マクロードは最終選考でルーキー4人の内の1人に選ばれた。 翌2009年からレッドブル・エアレースに参戦。レッドブル・エアレースでは最年少ルーキーではなかったものの、カナダ人としては初参戦となった。 レッドブル・エアレースでは「Team McLeod」として活動していた。 2009年シーズン開始に先立って、自動車レース「NASCAR」の技術者とサポート・スタッフを、自身の初参戦の年のピットクルーとして招集した。レッドブル・エアレースとの契約で、スポンサー、推薦書、ブランドの権利などで得た資金でマクロードはプロのエアレーサーに転向。新たに350馬力の曲技飛行専用機ジブコ エッジ540を手に入れ、より高いパフォーマンスが披露できるようになった。 2009年シーズンは、自身の技術力強化に重点を置き、機体の機能を最大限引き出すよう取り組み、「最初だから100%の力を出し切ることはできないだろうが、自身もチームも学ぶことは多いはずだ、いきなり1番になる必要はない、とにかく勉強だ」「レースパイロットとして自分の能力を最大限引き出し、経験を積み、ペナルティはなるべく少なく、早く安全に飛ぶこと」と考えながら臨んだ。 2年目と3年目は最終順位で5位以内に入ることを目指し、30歳までにワールドチャンピオンになりたいという目標を掲げ、前者の目標は達成したが、後者は達成できなかった。 好きな日本食は「品川巻き」で、日本で開催される大会ではファンから多数プレゼントされている。 2019年のレッドブル・エアレース終了後、2022年開幕のワールドチャンピオンシップエアレース(WACR:World Championship Air Race)にもレースパイロットとして参加
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