レッテル貼りに当たるとの主張
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/03 01:01 UTC 版)
「ネット右翼」の記事における「レッテル貼りに当たるとの主張」の解説
濱野智史は、動きの早いネット社会においてネット右翼的現象は10年以上継続しているのは驚くべきこととし「反マスメディア、もしくはネトウヨ的な運動というのは、ある種の市民によるマスメディア監視と言えなくもない。ある意味、評価できる。ネトウヨ的なものがいるということは、日本のメディアをめぐる民主的な状況というのは、健全と言えなくもない。『右翼だから別に聞かなくていいでしょう』と無視するようなレッテル貼りはそろそろ限界」と主張している。 桜井誠は、在特会や行動する保守運動の拡大浸透に恐怖心を覚えた既存メディアや反日勢力が「ネット右翼 (ネトウヨ)」という造語や「ヘイトスピーチ」を連呼して運動を非難し続けているとし、「個人も自由に情報発信ができるネット時代において、そのような児戯に等しいレッテル貼りは、もはや通用することではないのです」と述べた。 古谷経衡は、「「ネット右翼」と「保守」は、社会的弱者などではなく、寧ろ経済的にも時間的にも余力のある都市部の中産階級である。であるが故に、彼らこそが、社会的弱者に対する温かい眼差しを獲得することは、「ネトウヨ」などというレッテルを弾き返すだけの重要な武器に成るだろう。一方、いたずらに「ネトウヨ=弱者」という正確ではない図式を持ちだして、「ネット右翼」を蔑む側にも問題がある。 」と主張した。 産経新聞は、朝日新聞が一般の保守派までも感情的に反韓国・北朝鮮や反中国を叫ぶような「ネトウヨ」と一緒にすることで、保守派を「非知性」「バカ」と印象付けようとしていると主張している。
※この「レッテル貼りに当たるとの主張」の解説は、「ネット右翼」の解説の一部です。
「レッテル貼りに当たるとの主張」を含む「ネット右翼」の記事については、「ネット右翼」の概要を参照ください。
- レッテル貼りに当たるとの主張のページへのリンク