リンクス中生【リンクスナカテ】(食用作物)
※登録写真はありません | 登録番号 | 第8359号 |
登録年月日 | 2000年 10月 4日 | |
農林水産植物の種類 | 稲 | |
登録品種の名称及びその読み | リンクス中生 よみ:リンクスナカテ | |
品種登録の有効期限 | 20 年 | |
育成者権の消滅日 | ||
品種登録者の名称 | 麒麟麦酒株式会社 | |
品種登録者の住所 | 東京都中央区新川二丁目10番1号 | |
登録品種の育成をした者の氏名 | 小山内英一、清水明、大嶋義弘、小倉功子 | |
登録品種の植物体の特性の概要 | ||
この品種は,「リンクス小林」に出願者所有の育成系統「KRN3503」を交配して育成された固定品種であり,育成地(栃木県塩谷郡喜連川町)における成熟期は中生の晩,稈長はやや長,穂長は長,耐倒伏性は極強の水稲粳種である。草型は穂重型,稈長はやや長,稈の細太は太,剛柔は剛である。止葉の直立の程度は極立,葉身の色は濃緑,葉鞘の色は紫条である。穂長は長,穂数は少,粒着密度は疎,穂軸の抽出度は短である。穎色は黄白,ふ先色は紫,芒の有無と多少は無である。玄米の形は極長,大小及び精玄米千粒重は極小,見かけの品質は上の下,光沢はやや良である。出穂期及び成熟期は中生の晩,耐倒伏性は極強,脱粒性はやや易,収量は多である。「リンクス小林」と比較して,葉鞘の色が紫条であること,ふ先色が紫であること,出穂期が早いこと等で,「ホシユタカ」と比較して,出穂期が早いこと等で区別性が認められる。 | ||
登録品種の育成の経過の概要 | ||
この品種は,平成4年に出願者のほ場(栃木県塩谷郡喜連川町)において,「リンクス小林」に出願者所有の育成系統「KRN3503」を交配し,雑種第2代で個体選抜,以後,固定を図りながら特性の調査を継続し,8年に特性が安定していることを確認して育成を完了したものである。なお,出願時の名称は「KB3505」であった。 |
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