リッケンバッカー・325
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リッケンバッカー・325は、アメリカのリッケンバッカー社のエレクトリックギターの300シリーズの一機種名を指す。325というモデル名は「ショートスケールのセミホロー(セミアコ)構造のボディーを持ち、3個のピックアップとビブラートユニットを有する」ということを意味する。ビートルズのジョン・レノンが使用した事で有名なモデルである。
- ^ 楽器事業部門の事業譲渡契約の締結及び特別損失の発生に関するお知らせ 株式会社新星堂・平成24年11月30日
- 1 リッケンバッカー・325とは
- 2 リッケンバッカー・325の概要
- 3 輸入代理店
リッケンバッカー・325(Rickenbacker 325)(1本目)
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「ジョン・レノン」の記事における「リッケンバッカー・325(Rickenbacker 325)(1本目)」の解説
ジョンが初めて入手したリッケンバッカー。1958年製。ショートスケール。元々、購入当時はナチュラルカラー(リッケンバッカー社でのカラー・ネームは「メイプル・グロー」)で、コフマン・ヴァイブローラがつけられていた(のちにビグスビーB5・トレモロユニットに交換)。トゥーツ・シールマンスをハンブルク巡業で見て影響されて購入した。1962年後半にはブラックの塗装を施し、1964年までメインギターとして使用。その後2本目のリッケンバッカー・325に移行してから、一度も表舞台へ出ることがなかったため、「エド・サリヴァン・ショー」の収録現場で盗難にあったとの説が長い間語られていた。しかし近年になり、ジョンが保管し続けていたことが判明。1970年代初頭にブラックから、元のナチュラル塗装へ戻すリペアが施されていた。ピックガードもオリジナルは1964年時点ですでに割れが生じていたためか、白いアクリル製のものに交換されていた。この状態で、2000年10月9日から2010年9月30日まで、さいたまスーパーアリーナ内に存在したジョン・レノン・ミュージアムにて展示されていた。
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リッケンバッカー・325(Rickenbacker 325)(2本目)
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「ジョン・レノン」の記事における「リッケンバッカー・325(Rickenbacker 325)(2本目)」の解説
2本目のリッケンバッカー。1964年の初訪米の際に入手。当初はジョージの360-12と同様、赤色系のぼかし(リッケンバッカー社でのカラー・ネームは「ファイア・グロー」)だったが、ジョンがブラック(ジェット・グロー)を希望したため、急いでリフィニッシュされた後、マイアミでの「エド・サリヴァン・ショー」出演時より使用。1本目の325よりもボディは薄くなっており、台形のブリッジにトレモロアームがついているなど、細かい点で仕様が異なる。ネックは、3ピース・メープル・ネック。1964年のクリスマスショーの最中にジョンが落としてしまい、ネックが破損する。1965年いっぱいまでメインギターとして使用された。1967年の「サージェント・ペパーズ〜」レコーディングセッション中にスタジオ内に置かれている写真が残されているものの、実際に使用されたかどうかは不明。
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リッケンバッカー・325(Rickenbacker 325)(3本目)
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「ジョン・レノン」の記事における「リッケンバッカー・325(Rickenbacker 325)(3本目)」の解説
1965年、ポール・マッカートニーに贈られた4001ベースと同時に、リッケンバッカー社よりイギリス代理店のローズ・モーリス社を通じて提供されたもの。当時のヨーロッパ市場での市販品で、欧州でのモデル名は1996となっている。仕様は基本的に2本目に準じるが、カラーが4001ベースやジョージ・ハリスンの360-12と同じファイア・グロー(チェリー・サンバースト)で、ボディの左側にfホールが開けられている。1965年のイギリス公演で2本目と併用された。使われなくなった1966年以降、リンゴ・スターに譲渡された。
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