リアファルとは? わかりやすく解説

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リアファル

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2023/03/26 04:16 UTC 版)

リアファル: Lia Fail[1])は、日本競走馬。主な勝ち鞍は2015年神戸新聞杯(GII)。馬名の意味は「戴冠石ケルト神話ダーナ神族に登場するエリンの四秘宝のひとつ」[3]


リアファル血統 (血統表の出典)[§ 1]
父系 サンデーサイレンス系
[§ 2]

ゼンノロブロイ
2000 黒鹿毛
父の父
*サンデーサイレンス
Sunday Silence
1986 青鹿毛
Halo Hail to Reason
Cosmah
Wishing Well Understanding
Mountain Flower
父の母
*ローミンレイチェル
Roamin Rachel
1990 鹿毛
*マイニング Mr. Prospector
I Pass
One Smart Lady Clever Trick
Pia's Lady

クリソプレーズ
2002 黒鹿毛
*エルコンドルパサー
1995 黒鹿毛
Kingmambo Mr. Prospector
Miesque
*サドラーズギャル Sadler's Wells
Glenveagh
母の母
*キャサリーンパー
Catherine Parr
1987 青鹿毛
Riverman Never Bend
River Lady
Regal Exception Ribot
Rajput Princess
母系(F-No.) 16号族(FN:16-a) [§ 3]
5代内の近親交配 Mr.Prospector4×4=12.50% [§ 4]
出典
  1. ^ リアファル 5代血統表 2019年10月14日閲覧
  2. ^ リアファル 5代血統表 2019年10月14日閲覧
  3. ^ リアファル 5代血統表 2019年10月14日閲覧
  4. ^ リアファル 5代血統表 2019年10月14日閲覧
  1. ^ a b c d e f g h i j k l m n o リアファル”. JBIS-Search. 公益社団法人日本軽種馬協会. 2020年1月31日閲覧。
  2. ^ a b 【JRA】リアファルが屈腱炎のため引退、2015年神戸新聞杯覇者”. netkeiba.com (2018年12月5日). 2019年10月14日閲覧。
  3. ^ 競走馬登録馬名簿・馬名意味”. JRA. 2019年10月14日閲覧。
  4. ^ リアファルの新馬データ”. netkeiba.com. 2019年10月14日閲覧。
  5. ^ 2015年09月27日 神戸新聞杯 G2”. 競走馬のふるさと案内所. 2019年10月14日閲覧。
  6. ^ リアファルが人気に応える 半兄はG1馬クリソライト…阪神新馬”. 競馬ラボ (2014年12月13日). 2019年10月14日閲覧。
  7. ^ a b リアファル菊花賞へ、音無師「胸を張って行ける」/神戸新聞杯”. デイリースポーツ (2015年9月28日). 2019年10月14日閲覧。
  8. ^ a b リアファルは最後の一冠狙える器 音無調教師に聞く芝転向の真相と手応え”. netkeiba.com (2015年10月23日). 2019年10月14日閲覧。
  9. ^ 【菊花賞】(京都)~キタサンブラックがクビ差制してGI初制覇”. ラジオNIKKEI (2015年10月25日). 2019年10月14日閲覧。
  10. ^ 【有馬記念】ルメール「リアファルが一番」”. サンケイスポーツ (2015年12月18日). 2019年10月14日閲覧。
  11. ^ 有馬記念16着リアファルの簡易検査の結果”. サンケイスポーツ (2015年12月29日). 2019年10月14日閲覧。
  12. ^ 有馬記念16着のリアファルに腱鞘炎が判明”. 競馬ラボ (2016年1月4日). 2019年10月14日閲覧。
  13. ^ 【AJCC】2番人気リアファル、急失速で13着”. サンケイスポーツ (2017年1月23日). 2019年10月14日閲覧。
  14. ^ リアファルが2度目の故障で金鯱賞回避”. デイリースポーツ (2017年3月8日). 2019年10月14日閲覧。
  15. ^ オリンピッククラブ@olympicclub01”. Twitter (2018年12月8日). 2019年10月14日閲覧。
  16. ^ リアファル”. netkeiba.com. 株式会社ネットドリーマーズ. 2019年10月14日閲覧。
  17. ^ a b c リアファルの血統表”. netkeiba.com. 2019年10月14日閲覧。


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リア・ファル

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2024/01/21 04:33 UTC 版)

リア・ファルアイルランド語: Lia Fail 運命の石、又はリア・ファイル en:Lia Fáil)とは、ケルト神話ダーナ神族に登場するエリンの四秘宝のひとつ。戴冠石、聖なる石、フォールの聖石とも呼ばれる。

アイルランド来寇の書等によれば、トゥアハ・デ・ダナーン神族が、北方四島の四都市のひとつファリアス(Falias)から、アイルランドにもたらした岩で、王都タラ(Temair)に所在した。正当な王が戴冠式で立てば叫び声を上げ予言をすると言われる[1]

しかし、「大いなるファル」(アイルランド語: Fál mór)とも称されるこの岩は、キリスト誕生の際に効力を失ったため、クー・フリンのためにもその養子ルギド(ルゲイド)のためにも叫んではくれなかった。そのためクー・フリンは岩を殴り、「ファルの心髄」アイルランド語: críde fáil 英語: Heart of Fal)は、タルトゥ=現今Telltown)まで飛んで行ってしまったという。また、それ以降は、伝説の上級王百戦のコン英語版の即位まで叫ぶことはなかったとされる[2]

スコットランドの史家ジョン・オヴ・フォーダン英語版1384年没)著の増訂版『Scottichronicon』やヘクター・ボイス著『Historia Gentis Scotorum』(1527年[3]らは、スコットランドの戴冠石であるスクーンの石は、アイルランドから持ち出されたリア・ファイルと主張したが、これは否定されている。

後のアーサー王伝説では選定の剣カリバーンの刺さる岩のモデルとなり、ケルト/ドルイド魔術の源流として小アルカナタロットにおけるペンタクル(トランプのダイヤ)のモチーフともなる。

関連項目

資料

  1. ^ Macalister, R. A. S., 編訳 Lebor Gabála Érenn ¶305 原文:"A Failias tucadh in Lia Fail fil i Temrig, no geissidh fo cach rig no gebidh Erinn."英訳:"..From Failias was brought the Lia Fail which is in Temair, and which used to utter a cry under every king that should take Ireland. "
  2. ^ Macalister, R. A. S., 編訳¶309 "..until Cu Chulainn smote it, for(a) it uttered no cry under him nor under his fosterling, Lugaid son of the three Finds of Emain. (中略)Then its heart flew out from it [from Temair] to Tailltiu, so that is the Heart of Fal.. "
  3. ^ Patrick Weston Joyce, "The Lia Fail and the Westminster Coronation Stone," Irish Monthly 12, (1884) p.325-ほか



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