ユートピア編からの登場人物
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/12/16 03:31 UTC 版)
「彼岸花の咲く夜に」の記事における「ユートピア編からの登場人物」の解説
榊 由香里(さかき ゆかり) 不幸な家庭環境の理由から、クラスメートにいじめを受けている女子生徒。 母親がいなくなってから、彼女の代わりに家庭を支えようと頑張っている。 いじめを解決するために親や先生に相談をするが、皆「無視しろ」というだけだった。しかし由香里はその言葉を信じ我慢を続け、結果としては自分の心を殺すだけだった。 ある日、自殺しようと考えている時に森谷に出会い、彼女から説得されるが、聞く耳を持たなかった。 転校生の玲子が来てからは、彼女の方にいじめが集中した結果、いじめられることがなくなり安堵する。 しかし教師までもが玲子をいじめるようになり、玲子へのいじめがエスカレートすることに胸を痛めていた由香里は遂にいじめを行う彼等に対していじめをやめるように説得。これから玲子を守ると決める。しかし、説得したことにより教師を含めるクラスメイトに逆恨みされる。 その後、玲子の正体と彼女は趣味でわざといじめられる体験をしていたことを知ってしまい食われそうになるが現れた森谷に助けられる。そして、スミレにいじめと戦うことを宣言。スミレは由香里をまたいじめの対象とするために人間世界から姿を消す。そのため翌日再びクラスメートからいじめられるようになる。 クラスメート全員に服を脱がされかけて逃げ出した際に階段から落ちて大怪我をしてしまい、自宅で休養。その後、クラスメート達は社会科見学の最中にバスの事故で全員死亡し、復学後、他のクラスへ移ることになった。再び毬枝が現に出会い、何も出来ないことを謝られるが、自殺を止めてくれたことを感謝した。クラスメート全員の集団いじめを経験したことで、いじめがまだ小さい内に鎮静化させる決意を固めた。 大住 玲子(おおすみ れいこ) 由香里と友達になった転入生。正体は、妖怪スミレ。 詳しくは、学校妖怪七席の「大住玲子/スミレ」の項目へ。 尾崎(おざき) 由香里をいじめるクラスメートのリーダー格の男子生徒。手下としている生徒が多くいる。 ある日、トイレにめそめそさん(森谷)に遭遇し、玲子の仕返しとした彼女に襲われて、魂が半分になり放心状態になる。 玲子が怪我で休みの時に社会科見学し、バス内で友達と玲子をどんな方法でいじめをするか盛り上がっていた最中、バスが事故に遭い、クラスメートと担任教師共々死亡。運転手だけが唯一の生き残りとなった。
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