ユーザー同士のやりとり
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/02/07 22:35 UTC 版)
「LiveJournal」の記事における「ユーザー同士のやりとり」の解説
ほとんどのブログと同様、人々は互いの記事エントリにコメントでき、掲示板風のコメントのスレッドを生成できる。それぞれのコメントには個別にリプライでき、新たなスレッドを開始することもできる。無料ユーザーも含め、コメントには様々なオプションをセットできる。友達リストに登録されている人のコメントだけを受け付けるようにも設定できるし、匿名ユーザーのコメントのみブロックするよう設定することもできる(つまり、LiveJournalの登録ユーザーのみコメントできるような設定)。コメントを表示する前に様々な形で選別することもでき、コメントを禁止することもできる。また、登録してある電子メールアドレスに直接メッセージを送ることもできる。 さらに、LiveJournalでは「コミュニティ」(comms と略記される)と呼ばれるグループも作成できる。誰でもコミュニティに参加して投稿することができる。管理者 (maintainer) 付きのコミュニティも作ることができ、参加者や投稿を一般ユーザーが管理することもできる。 LiveJournalのある部分はユーザーの貢献やボランティアの努力に負うところが大きい。各種言語への翻訳もボランティアが行っているが、LiveJournalの管理側がこの努力に協力的でないため、あまり進んでいない。 LiveJournalソフトウェアの開発も、かつてはボランティアが積極的に参加していた。2003年2月から3月にかけて、必要とされる改良や改造を行ったボランティアに対して金銭を支払うことで開発を推進する Bazaar と呼ばれる動きもあった。Bazaar では毎月1回支払いが行われるはずだったが、1回目の支払いが行われただけで立ち消えとなり、管理側は1年後に終了を宣言するまで何も言及しなかった。 現在では、ボランティアがソフトウェアに関わる余地はどんどん減っており、開発要員をどんどん雇い入れ企業側の都合で開発するようになった。このためいくつかのフォークが生まれ、その多くはLiveJournalの suggestions というコミュニティで何度も提案されながら採用されなかった、ユーザーが欲しいと思っていた機能を追加している。
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