雪国舞2号【ユキグニマイ2ゴウ】(きのこ類)
※登録写真はありません | 登録番号 | 第8626号 |
登録年月日 | 2000年 12月 22日 | |
農林水産植物の種類 | まいたけ | |
登録品種の名称及びその読み | 雪国舞2号 よみ:ユキグニマイ2ゴウ |
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品種登録の有効期限 | 20 年 | |
育成者権の消滅日 | ||
品種登録者の名称 | 株式会社雪国まいたけ | |
品種登録者の住所 | 新潟県南魚沼郡六日町大字余川89番地 | |
登録品種の育成をした者の氏名 | 小島陽光、西堀耕三、大平安夫 | |
登録品種の植物体の特性の概要 | ||
この品種は,野生種(新潟県産)の子実体を組織分離して育成されたものであり,菌さんの表面色が褐色で中葉,薄肉の空調栽培向き品種である。菌糸の寒天培地上の最適生長温度は30℃,菌叢の色の有無は有,表面の形状は島嶼状,周縁部の形状は整一,厚さは厚い,密度は粗である。菌床の被膜の形成は多,被膜の色の有無は無である。菌さんの大きさは中,厚さは薄い,断面の形状は2型,表面の色は褐色,環紋は3型,毛は少である。管孔の孔口断面の凹凸は無,管孔発達の部位は3型である。菌柄断面の形態は2型である。「森M51号」と比較して,菌糸の寒天培地上の最適温度が高いこと,菌叢表面の形状が島嶼状であること等で,「まいたけ3号」(神子種菌)と比較して,菌叢表面の色が有ること,菌床の被膜の色が無いこと,菌さんのきれこみが無いこと等で区別性が認められる。なお,「森M51号」及び「マイタケ3号」との対峙培養において明確な帯線を形成する。 | ||
登録品種の育成の経過の概要 | ||
この品種は,平成5年に出願者の施設(新潟県南魚沼郡)において,野生種(新潟県産)の子実体を組織分離し,その菌株の中から選抜,以後,増殖を行いながら特性の調査を継続し,平成7年にその特性が安定していることを確認して育成を完了したものである。なお,出願時の名称は「雪国まいたけ2号菌」であった。 |
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