ヤマブランとは? わかりやすく解説

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ヤマブラン【ヤマブラン】(果樹)

※登録写真はありません 登録番号 第8290号
登録年月日 2000年 9月 5日
農林水産植物の種類 ぶどう
登録品種の名称及びその読み ヤマブラン
 よみ:ヤマブラン
品種登録の有効期限 25 年
育成者権の消滅  
品種登録者の名称 山梨大学
品種登録者の住所 山梨県甲府市武田4丁目4番37
登録品種の育成をした者の氏名 山川祥秀、守屋正憲、穴水秀教
登録品種の植物体の特性の概要
この品種は,「ピノー・ノワール」に(ヤマブドウ×「ピノー・ノワール」)を交配して育成されたもので,果皮の色黄緑果粒円形小粒育成地(山梨県甲府市)では9月中下旬に成熟する醸造用品種である。拡がりは中、樹勢はやや弱である。熟太さは中,色は褐,節間横断面の形は楕円表面形状は細溝あり,幼先端の色は薄赤,巻きひげ着生は2である。花穂着生数は中,花性は両性花粉多少は中である。成葉身の形五角形,裂片数は3片,葉身横断面の形は平,上面の小膨れは大,葉縁鋸歯の形は両側直線葉柄裂刻の一般的な形及び成上裂刻の一般的な形は開く,成大きさは中,上面の色は緑,葉柄の色は紅,成下面葉脈間の綿毛密度は密,下面主脈上の綿毛密度は粗,葉柄綿毛密度は無~粗,中肋対す葉柄長さの比及び葉柄太さは中である。穂梗の太さ及び長さは中,色は淡緑である。果房の形は有岐円筒大きさは小,長さは短,着粒の密度,果梗の太さ及び長さは中,色は黄緑である。果粒の形は円,大きさは小,果皮の色黄緑又は黄白,果粉の多少及び果皮厚さは中,果皮果肉分離性はやや易,果肉の色は不着色,肉質塊状甘味は高,酸味は多,渋味は少,香気は無,果汁多少は多,種子の数,形及び大きさは中である。発芽期は中,開花期はやや晩,成熟期は中で育成においては9月中下旬である。花振いの多少は中,無核果粒の混入及び裂果多少は無~極少,果梗の強さ及び果梗と果粒分離は中である。「ピノー・ブラン」と比較して,成大きいこと,酸味が多いこと,裂果少ないこと等で,「信濃リースリング」と比較して,成上面の小膨れ大きいこと,成下面葉脈間の綿毛が密であること,裂果少ないこと等で区別性認められる
登録品種の育成経過概要
この品種は,昭和58年出願者のほ場山梨県甲府市)において,「ピノー・ノワール」に,山梨県在来ヤマブドウに「ピノー・ノワール」を交配した出願所有育成系統交配しその実生の中から選抜以後増殖行いながら特性の調査継続し平成8年にその特性が安定していることを確認して育成完了したのである。なお,出願時の名称は「ヤマ・ブラン」であった





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