ヤシマ重工
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/05/23 07:30 UTC 版)
YASHIMA HEAVY INDUSTRIAL, YHI ガンダムF90の設定が初出。『機動戦士ガンダム 公式百科事典 GUNDAM OFFICIALS』ではヤシマ家とは直接の関係はないとされるが、『データガンダム』ではヤシマカンパニーなどとともにミライの祖父が中心となって運営されるヤシマ財閥の傘下企業としている。 日本に本社を置く国際企業。マゼラン級戦艦をはじめとする宇宙艦艇の建造、ドックの建設からスペース・グライダー、リニア・カーの生産などもおこなう。 一年戦争時には、同社が提唱する「MS用可搬型兵器構想」にもとづき、陸戦型ガンダムの100ミリマシンガンや180ミリキャノン砲を開発している。同機のロケット・ランチャーやミサイル・ランチャーも同社製である。ビーム兵器への移行の流れに乗り遅れた同社は、以前からの連邦陸軍中枢部との人脈を利用してなかば強引に計画を推進し、MS用携行兵器産業のトップ・サプライヤーへの返り咲きを狙うが、果たせずに終わる。 一年戦争終結後は宇宙用艦艇の推進機の開発・製造をおもな業務としている。また、金属中に発生させたミノフスキー立方格子に沿って異種結晶化結合を成長させるマイクロ・ハニカム技術を開発し、ガンダムF90の装甲材に使用されている。 『機動戦士ガンダム THE ORIGIN』のメカニックデザイン企画『Mobile Suit Discovery (MSD)』では「八洲重工」と表記され、各種兵器の開発で実績をもつとされる。同社の100ミリマシンガン(『MSD』では「MS用マシンガン」)は連邦軍だけでなく、ジオン公国軍のMSも使用している。
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