メンテナンス計画 (2016-2017)
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「アウトストラーダ A2」の記事における「メンテナンス計画 (2016-2017)」の解説
2016年5月にANASは運輸省と合意した”メンテナンス計画”を提示した。これは、近代化されていない3区間、モラーノ - フィルモ、コゼンツァ - アルティーリア、ピッツォ - ヴィボ・ヴァレンツィアの全部で59.6 km(時々誤って「最後の58 km」と言われていた)を進めるものである。ANASによれば、見積り費用10億ユーロのメンテナンス計画の選定は、他の区間に適用した再構築と比較して、工期の大幅短縮、環境および道路状態へのより少ない影響を含めて顕著な優位性をもつとされていた。提示された計画は具体的に以下である。 ガードレールの安全性改善(自動二輪車に対応してH2タイプへの置き換え) 吸音・防音壁の必要な場所への設置 舗装の更新(新たなアスファルトと新たな路面表示) 気象観測ステーションと無線接続装置、可変メッセージ表示器、ビデオ監視カメラ、の設置 出入口の照明と出口手前の観光用標識の設置 橋及び高架橋の劣化部品の修復(補強と耐震基準への適合および防護ネットの設置) 道路標識のA2表示への置き換え トンネルの改良(LED照明、換気装置、その他の安全部品の設置) さらに、コゼンツァとアルティーリアの区間で、新しい南行き車道(レッジョ・カラブリア方面)の建設が検討されている。そして、現在の両方の車道を北行きに割り当て、登坂車線を追加する計画である。
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