メスフラスコ
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メスフラスコ[1]ないし全量フラスコ[2][3](ぜんりょうフラスコ、独: Messkolben、英: volumetric flask)とは、分析化学の分野で試料や溶液を一定量まで希釈するのに用いる、実験ガラス器具の一種である。
- ^ 学術用語集 化学編、増訂第二版、文部科学省、2004年 ISBN 4-524-40821-5 に拠る
- ^ 日本規格協会 1994, p. 1
- ^ 化学分析用ガラス器具、JIS K 0050に拠る。
- ^ Volumetric Flask - Instructions for Use Archived 2009年6月1日, at the Wayback Machine.(2009.6.10取得)の図を参照
- ^ 日本規格協会 1994, §6 目盛 (2)
- ^ Volumetric Flask(2009.6.10取得)の図を参照
- ^ 文部科学省; 教育研修センター; 大嶋稲良; 足立享志; 荒木文雄; 岩瀬信太郎; 神出建太郎; 小安由男 et al. (n.d.), “L.実験・測定の基礎 L-1 実験・培養器具 1 測容器具”, 農業科資料, 高等学校専門教科資料, コンピュータ教育開発センター, オリジナルの2009年6月15日時点におけるアーカイブ。 2009年6月13日閲覧。
- ^ 日本規格協会 1994, §2 等級
- ^ 「出用」や「TD」 (To Deliverの意) 、「Ex」、「A」 (Ausgussの意) と表示される。
- ^ 「受用」や「TC」(To Containの意)、「In」、「E」(Eingussの意)と表示される。
- ^ 日本規格協会 1994, p. 10
- 1 メスフラスコとは
- 2 メスフラスコの概要
- 3 規格
メスフラスコ
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詳細は「メスフラスコ」を参照 メスフラスコは精密な濃度の溶液を調製するために使用されるフラスコである。「メス」はドイツ語のMesskolbenから。英語では volumetric flask と呼ばれる。 形状は細長い首のついた底の平らな涙滴型をしており、首の部分に標示された体積を示す標線が記入されている。そして口の部分には摺り合わせのガラス栓が付けられている。 使用方法の概略は、まず精密に計量した溶質を、適当な容器(ビーカーや三角フラスコ等)で溶媒に溶解させる。次にこの溶液をメスフラスコに移し、まずフラスコの首の付け根付近まで溶媒を加え、栓をしないで、中の溶液を均一に振り混ぜる。次に、フラスコの標線にメニスカスが一致するまで溶媒を追加し、栓をして何回か栓を押さえて倒立させ、中の溶液を均一にする。この一連の操作は定容操作、もしくはメスアップと呼ばれる。
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「メスフラスコ」の例文・使い方・用例・文例
- メスフラスコという化学実験用具
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