ミリアム!とは? わかりやすく解説

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ミリアム

作者トルーマン・カポーティ

収載図書夜の
出版社新潮社
刊行年月1994.2
シリーズ名新潮文庫

収載図書新・ちくま文学 5 こどもの風景
出版社筑摩書房
刊行年月1995.1

収載図書20世紀アメリカ短篇選 下
出版社岩波書店
刊行年月1999.7
シリーズ名岩波文庫

収載図書人恋しい雨の夜にせつない小説アンソロジー
出版社光文社
刊行年月2006.6
シリーズ名光文社文庫


ミリアム

名前 Mirjam; Myriam; MiriamMariám; Myriem

ミリアム

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2023/06/25 05:47 UTC 版)

神を賛美するミリアム。

ミリアムヘブライ語: מִרְיָם‎ (Miryam), ラテン語: Miriam, 英語: Miriam)は、『旧約聖書』に登場する女預言者。コハテの子アムラムとレビの娘ヨケベドの娘で、モーセアロンの姉である[1][2]。(「ミリアムとアロンはモーセとは母が違う異母姉・異母兄」とする説もある[注釈 1]。)

概要

イスラエルの民を率いてモーセがエジプトを脱出した時、追いかけてきたファラオの軍勢が紅海に飲み込まれた後で、ミリアムは小太鼓[4]を手にとり、踊りながら歌い従い来る女たち皆の音頭をとって、賛美する歌を歌った[5]

荒野を放浪した民がヘツェロトにいたとき、モーセの兄アロンとミリアムはモーセがクシュ人の女性を妻にしたことを非難する。モーセは反論しなかった。ミリアム、アロン、モーセは神の臨在の幕屋の前に呼ばれる。雲の柱の形であらわれた神はモーセを非難したアロンとミリアムに対して怒りを表して去っていく。ミリアムは瞬時にして重い皮膚病にかかり、全身が白くなる。アロンとミリアムは自分たちの行いを悔いる。アロンがモーセに許しをもとめたため、ミリアムは神の指図によって1週間宿営から隔離された後、元の宿営に戻ることができた[6]

ミリアムはツィンの荒野のカデシュの地でなくなったという[7]

なお、マリアという女性名はミリアムのアラム語読みに由来する。

脚注

注釈

  1. ^ 『出エジプト記』のモーセ誕生の話(第2章)では「(モーセの母が)結婚して妊娠して男の子(後のモーセ)を生んだ」とモーセが第一子のような書かれ方をしている<第1・2節>が、直後の第4節にモーセの姉が出てくること、前後の話が並行的な内容ではないことや姉の話がこのエピソードの中心のため、異説統合や後世の付け足しによる矛盾と考えにくいことから「母にとっては第一子だが父にはすでに子供がいた」と解釈するものである。
    また、第15章20節の歌う所でも(モーセがそばにいるのに)「アロンの姉妹」として扱われ、モーセよりもアロンと直接結ばれている[3]

出典

  1. ^ ミリアム」『ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典』コトバンク
  2. ^ 『レクラム版 聖書人名小事典』p.265
  3. ^ 関根正雄 2007, p. 122註(注:出典の本での表記は「ミルヤム」).
  4. ^ 新共同訳聖書』による。『口語訳聖書』によればタンバリン
  5. ^ 出エジプト記』15:20-21
  6. ^ 民数記』12:1-16
  7. ^ 『民数記』20:1

参考文献

  • ハンス・シュモルト 著、高島市子 訳 『レクラム版 聖書人名小事典』 創元社、2014年9月20日初版。
  • 関根正雄『旧約聖書 出エジプト記』株式会社岩波書店、2007年第42刷(第1刷は1969年)。ISBN 4-00-338012-6 

外部リンク


ミリアム

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2015/01/11 08:59 UTC 版)

エーリアン殺人事件」の記事における「ミリアム」の解説

シーラカンス乗組員ルーク指導社員美人度も可愛さ女性として成熟度も中位で、あだ名ミディアム。へそを押される無抵抗になる。

※この「ミリアム」の解説は、「エーリアン殺人事件」の解説の一部です。
「ミリアム」を含む「エーリアン殺人事件」の記事については、「エーリアン殺人事件」の概要を参照ください。

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