モーセへの反抗者として
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/05/30 15:22 UTC 版)
これらのモーセのパートナーとしての頼りになるアロンの記述とは対照的に、モーセと神に逆らうアロンの姿もモーセ五書の中に見られることは非常に興味深い。たとえば、モーセが帰ってこないことで不安になった民がアロンに要求し、アロンは金の子牛の像をつくらせて神とモーセの怒りをかっている。 また、荒野を放浪した民がヘツェロトにいたとき、ミリアムとアロンはモーセがクシュ人の女性を妻にしたことを非難したため、雲の柱の形であらわれた神がアロンとミリアムに対して怒りを表し、罰としてミリアムは重い皮膚病にかかる。ここにいたってアロンとミリアムは自分たちの行いを悔い、アロンがモーセに許しをもとめたため、ミリアムは神の指図によって一週間宿営から隔離され元に戻ることができた。
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