ミツバオウレンとは? わかりやすく解説

Weblio 辞書 > 固有名詞の種類 > 自然 > 生物 > 植物 > キンポウゲ科 > ミツバオウレンの意味・解説 

みつば‐おうれん〔‐ワウレン〕【三葉黄×蓮】

読み方:みつばおうれん

キンポウゲ科常緑多年草高山樹下などに生える。倒卵形3枚小葉からなる複葉。夏、高さ約10センチ花茎伸ばし白い花を1個開く。


三葉黄蓮

読み方:ミツバオウレン(mitsubaouren)

キンポウゲ科常緑多年草高山植物園芸植物

学名 Coptis trifolia


三葉黄連

読み方:ミツバオウレン(mitsubaouren)

キンポウゲ科常緑多年草高山植物園芸植物

学名 Coptis trifolia


ミツバオウレン

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/01/28 00:12 UTC 版)

ナビゲーションに移動 検索に移動
ミツバオウレン
ミツバオウレン (八ヶ岳、2007年6月撮影)
分類APG III
: 植物界 Plantae
階級なし : 被子植物 angiosperms
階級なし : 真正双子葉類 eudicots
: キンポウゲ目 Ranunculales
: キンポウゲ科 Ranunculaceae
: オウレン属 Coptis
: ミツバオウレン C. trifolia
学名
Coptis trifolia (L.) Salisb.
和名
ミツバオウレン(三葉黄蓮)

ミツバオウレン(三葉黄蓮、学名:Coptis trifolia)はキンポウゲ科オウレン属多年草高山植物。別名、カタバミオウレン

特徴

常緑の多年草。根茎は細長く、横に這って繁殖する。根出葉は3出複葉で、小葉は倒卵形で光沢がありやや厚く、基部の葉柄はほとんど無く、縁には鋭い重鋸歯がある。

花期は6-8月。花茎は緑色で、高さは5-10cmになり、1個のを上向きにつける。花の径は7-10mm、白い花弁にみえるのは萼片で5枚あり、長楕円形。花弁は蜜を分泌し、黄色で萼片より小さい。果実はほぼ卵形の袋果で矢車状に開出し、袋果の長さ3-8mm、袋果の柄の長さは4-7mmになる。

種小名 trifolia は、「3葉の」の意味。

分布と生育環境

日本では、本州中部以北から北海道に分布し、亜高山帯から高山帯針葉樹林内や林縁、湿地などに生育する。世界では、北半球の寒帯から亜寒帯に広く分布する。

ギャラリー

下位分類

  • タマザキミツバオウレン Coptis trifolia (L.) Salisb. f. plena K.Imai
  • ヤエザキミツバオウレン Coptis trifolia (L.) Salisb. f. semiplena (Miyabe et Tatew.) Okuyama

参考文献




固有名詞の分類


英和和英テキスト翻訳>> Weblio翻訳
英語⇒日本語日本語⇒英語
  

辞書ショートカット

すべての辞書の索引

「ミツバオウレン」の関連用語

ミツバオウレンのお隣キーワード
検索ランキング

   

英語⇒日本語
日本語⇒英語
   



ミツバオウレンのページの著作権
Weblio 辞書 情報提供元は 参加元一覧 にて確認できます。

   
デジタル大辞泉デジタル大辞泉
(C)Shogakukan Inc.
株式会社 小学館
日外アソシエーツ株式会社日外アソシエーツ株式会社
Copyright (C) 1994- Nichigai Associates, Inc., All rights reserved.
ウィキペディアウィキペディア
All text is available under the terms of the GNU Free Documentation License.
この記事は、ウィキペディアのミツバオウレン (改訂履歴)の記事を複製、再配布したものにあたり、GNU Free Documentation Licenseというライセンスの下で提供されています。 Weblio辞書に掲載されているウィキペディアの記事も、全てGNU Free Documentation Licenseの元に提供されております。

©2025 GRAS Group, Inc.RSS