ヒダカソウとは? わかりやすく解説

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日高草

読み方:ヒダカソウ(hidakasou)

キンポウゲ科多年草高山植物

学名 Callianthemum miyabeanum


ヒダカソウ

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2024/09/17 13:13 UTC 版)

ヒダカソウ
保全状況評価
ENDANGERED
(IUCN Red List Ver.3.1 (2001))

絶滅危惧IB類 (EN)環境省レッドリスト
分類
: 植物界 Plantae
: 被子植物門 Magnoliophyta
: 双子葉植物綱 Magnoliopsida
: キンポウゲ目
: キンポウゲ科 Ranunculaceae
: キタダケソウ属 Callianthemum
: ヒダカソウ C. miyabeanum
学名
Callianthemum miyabeanum
Tatew.
シノニム

Callianthemum insigne Nakai var. miyabeanum (Tatew.) Kitam.
Callianthemum insigne auct. non (Nakai) Nakai 

和名
ヒダカソウ(日高草)
ヒダカソウの分布地

ヒダカソウ(日高草、学名: Callianthemum miyabeanum[1])はキンポウゲ科キタダケソウ属多年草高山植物

分布

北海道日高山脈南部のアポイ岳に特産する固有種で、かんらん岩蛇紋岩等のアルカリ性土壌の草地に生育する。

特徴

花茎の高さは10-25cmで、先端に直径約2cmの白い花をつける。萼片は5枚あり、さらに8-12枚の花弁がある。花期は5-6月。葉が展開するよりも先に開花する。

保護上の位置づけ

山野草としての盗掘により、個体数は激減している。

近縁種

  • キタダケソウ (Callianthemum hondoense) - 南アルプス北岳に特産する種。絶滅危惧II類。
  • カラフトミヤマイチゲ (Callianthemum sachalinense) - ロシアサハリン(樺太)に分布する種。
  • キリギシソウ (Callianthemum sachalinense var. kirigishiense) - カラフトミヤマイチゲの変種で、北海道・夕張山地の崕山(きりぎしやま)に特産する。絶滅危惧IA類。

脚注

  1. ^ 米倉浩司; 梶田忠 (2003年). “「BG Plants 和名−学名インデックス」(YList)”. 2012年6月15日時点のオリジナルよりアーカイブ。2011年6月7日閲覧。

参考文献

関連項目

外部リンク




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