西穂高岳の動植物
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/09/22 04:25 UTC 版)
標高2,385 mの西穂山荘周辺のは森林限界でその上部はハイマツ帯で高山植物が自生し、ライチョウやイワヒバリが生息している。ハイマツの実を捕食するホシガラスが見られることもある。西穂高岳は花の百名山に選定されていて、その著者の田中澄江は代表する高山植物としてセンジュガンピなどを紹介した。登山道周辺では、以下のような多くの植物が見られる。 標高2,000 m未満の登山道: シラビソ、ウラジロモミ、コメツガなどの針葉樹林 標高2,000 m以上から森林限界までの登山道: オオカメノキ、ダケカンバ、ナナカマドなどの広葉樹林と、オオサクラソウ、キヌガサソウ、クルマユリ、ゴゼンタチバナ、サンカヨウ、ショウジョウバカマ、ベニバナイチゴ、ミツバオウレンなど 西穂山荘上部と丸山周辺: イワツメクサ、コイワカガミ、コケモモ、コバイケイソウ、シナノキンバイ、ニッコウキスゲ、ハイマツ、ハクサンイチゲ、ハクサンシャクナゲ、ハクサンフウロ、ミヤマキンポウゲなど オオサクラソウ キヌガサソウ コバイケイソウ シナノキンバイ ハクサンフウロ
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