西競技場
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/14 08:41 UTC 版)
「東京スタジアム (多目的スタジアム)」の記事における「西競技場」の解説
メインスタジアムの西側に2012年4月1日に開設された、400m×8レーンの全天候型舗装トラックを有する日本陸連公認第3種陸上競技場。ピッチ(インフィールド)はメインスタジアムと同様の天然芝(106m×69m)。観客席はメインスタンド(約800席)のみで、バックスタンドは芝生席となっている。メインスタンド棟には南北にそれぞれ更衣室と大会本部を設置可能な会議室・ダッグアウトが設置されている。 天然芝のピッチを有し、適度な観客席数であることから日本フットボールリーグ、関東大学サッカーリーグ、日本女子サッカーリーグ、関東サッカーリーグなどで使用されており、2012年度から日テレ・ベレーザ、スフィーダ世田谷FCなどが試合を開催している。2019年には2020年東京オリンピックの近代五種競技リハーサル大会近代五種ワールドカップファイナルのフェンシングボーナスラウンド、障害飛越とレーザーランが行われた。 2003年の味の素株式会社による命名権取得により「味の素スタジアム西競技場」の名称が与えられ、「味スタ西」の略称が用いられていた。後に国立西が丘サッカー場(東京都北区)も味の素が命名権を取得し「味の素フィールド西が丘」の名称を用いることとなり、こちらの略称が「味フィ西」となったことで紛らわしくなった ため、味フィ西(西が丘)を所管する国立スポーツ科学センターが来場者に注意喚起をしていた。なお、本競技場の名称は2018年10月の命名権契約更新の際に、2019年3月以降の命名権名称を「AGFフィールド」とすることになった。
※この「西競技場」の解説は、「東京スタジアム (多目的スタジアム)」の解説の一部です。
「西競技場」を含む「東京スタジアム (多目的スタジアム)」の記事については、「東京スタジアム (多目的スタジアム)」の概要を参照ください。
- 西競技場のページへのリンク